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阪神、高校生大豊作のドラフトなのになぜ?

2018年08月30日

8/30、日刊ゲンダイ27面より
「高校生にこれだけ1位候補の逸材が揃うのは久しぶり。今年のドラフトは高校生に人気が集中するだろうね」。とは、在京球団のベテランスカウトだ。

「大阪桐蔭の根尾と報徳学園の小園は、二遊間で10年以上はレギュラーを張れる素材。同じく大阪桐蔭の藤原はトリプルスリーを狙える。金足農の吉田は1年目から先発ローテーションに入ってくる完成度。高校生の特Aクラスがいる年は多少、チームの補強ポイントからずれても取りにいかないといけない。同じ特Aでも伸びしろがある分、大学・社会人の候補より上。チームの将来を考えれば当然でしょう。そうそう毎年、高校生に特Aは出てこないんだから」

と続けるのだが、この球団だけは別らしい。阪神の球団幹部が在阪スポーツ紙記者に「先発ピッチャーの数が足りていないのは明らか。そろそろ投手も取らないと」と今秋ドラフトで大学生の即戦力投手の1位指名を示唆しているのだ。

冒頭のスカウトの言葉を借りるまでもなく、高卒選手をきちんと育成すれば、それはチームの屋台骨になる。スカウティングと育成に定評のある日本ハムは、「その年の一番いい選手を1位指名する」という方針を徹底している。チームの補強ポイントよりまず、素材の確保を優先。そうやって、ここ12年で5度のリーグ優勝を含むAクラス入り9回とチームの安定につなげてきた。

今年は投手に苦しんだから、今年は打てなかったから、と短絡的な戦略ですぐに使える選手、取りやすい選手を取っていると、結果的にチームの新陳代謝が進まず、低迷期が長くなる。まさに今の阪神がそうなのではないか。

過去10年のドラフトで阪神が高校生を1位で獲得したのは、2012年の藤浪晋太郎のみ。入札したのも09年の菊池雄星、昨年の清宮幸太郎だけである。10年にひとりの逸材と言われた藤浪は今、泥沼にはまり込んでいる。大器を育て切れず、復調のきっかけを与えてやることもできない。

高校生の育成に対するトラウマが今年もドラフトで即戦力へ“逃げる”要因の一つなら、それはそれで情けない話である。



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draftkaigi at 07:03│ │阪神 
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