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根尾昂(大阪桐蔭)、「今秋ドラフト一番人気」の声

2018年08月30日

8/30、夕刊フジ終面より 

根尾 昂 (大阪桐蔭高・遊撃手兼投手)
177cm・右投左打・動画

「チームは調子のいい選手、状態のいい選手を使っていくものなので、その時のチーム状況によって自分は色々なポジションを任されると思います。与えられたところで結果を出すということは変わらない」。三刀流だ四刀流だと、驚き興奮する周囲を横目に、大阪桐蔭・根尾(動画)は落ち着き払っている。

この日は2回の第1打席で大阪桐蔭の先輩でもある立大の左腕、田中が投じた138キロの直球をとらえ左前打。大学代表の生田監督(亜大)を「乾いた『パーン』という打球音は、慶大時代の高橋由伸クン(現巨人監督)を思い出した」とうならせた。

(中略)

打って、守って、投げて躍動する18歳に、ネット裏のスカウト陣は改めて色めき立った。楽天の後関スカウトは「慣れないナイターで、相手は大学のトッププレーヤーたち。慣れていない木製バットでもこれだけの結果を残してしまう。甲子園でもそうだったが、大観衆の大舞台で魅せる。『持っている』というのは、こういうことを言うんだろうね」と感心することしきり。

早くから地元に近い岐阜出身の根尾に狙いを絞っていた中日の中田スカウトディレクターは「これだけ活躍すれば、(1位指名で)競合になってしまうだろう」と頭を抱えた。

大谷(現エンゼルス)は花巻東時代から投打に突出した力量を見せ、今宮(ソフトバンク)も明豊高時代には高校ナンバーワン遊撃手として甲子園を沸かせるかたわら、投手としても最速154キロをマークした。しかし、根尾ほど多彩で高いレベルで“多刀流”をみせた選手は過去に類例を見ない。

根尾は「プロに行くなら、遊撃になるのかなと思います」と自己分析しているが、むしろプロ側に“投手・根尾”に未練を持つ向きがある。ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクは「投手か、遊撃か、外野か。どこがいいのか本当に迷います」。

日本ハムの山田スカウト顧問が夏の甲子園大会中に「基本的には野手とみているが、遊撃で先発し、何日かに1度リリーフで登板するのが一番面白い」と“リリーフ限定二刀流”案を披露したのは夕刊フジでも紹介した通りだ。投手として起用するかどうかは別としても、内外野をこれだけそつなくこなすとなると、来年のプロ1年目から出場機会は広がる。

たとえば、「坂本の後継者」としてマークする巨人に入団した場合、当面は外野、さらにはチームのウイークポイントである二塁手としても、根尾の野球センスを持ってすればスタメン出場も難しくないだろう。

金足農を夏の甲子園準優勝に導いた吉田は、疲労を考慮され、アジア選手権本番まで、登板を控える方針。その間に、根尾がプロのスカウト陣の間で“今秋ドラフト一番人気”に躍り出た格好だ。

「大きなのびしろ付きの即戦力」、「根尾を指名できた球団が今秋ドラフトの勝者」との声も上がっている。むしろ、根尾をどう起用し、あふれる才能をどこまで引き出せるか、受け入れるプロ側の責任の方が重いといえそうだ。



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draftkaigi at 12:15│ │高校 
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