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高校ビッグ3、スカウトが明かす知られざる欠点

2018年08月31日

8/31、日刊ゲンダイ31面より
大阪桐蔭・根尾昂が打って守って投げての「三刀流」でネット裏のスカウトの度肝を抜けば、報徳学園・小園海斗は右翼スタンドへ本塁打を放った。去る28日、神宮で行われた大学日本代表との壮行試合で活躍したのが、U18日本代表のドラフト1位候補たちだ。

夏の甲子園準優勝投手の金足農・吉田輝星や4番を打つ大阪桐蔭・藤原恭大も含め「今年の高校3年生は近年になく逸材が多い」とネット裏のスカウトたちは口をそろえる。とはいえ、彼らに課題や欠点がないわけではない。

まずは大阪桐蔭・根尾(動画)「強いて言えば足と打撃だね」と、在京球団のスカウトがこう続ける。

「センターオーバーの三塁打を放ったように走るのは遅くないけど、小園や藤原と比べると物足りない。走力というか、脚力自体が少し弱い気がするんだ。打つときに足元で踏ん張る力、打って走り出すときに地面を蹴る力がもう少しあってもいい。打撃はテークバックかな。始動するときにバットが若干、背中の方に入る。つまりボールを直線距離でとらえるのではなく、バットが遠回りしているのです」

報徳学園・小園(動画)については「打撃に関しては小力もあって言うことはないが、問題があるとすれば肩とスローイングかな」とは、前出のスカウト。小園といえば広い守備範囲が売り。守備位置は内外野の境目あたり、高校生にしてはかなり深いことで知られるが、

「深く守っている割に肩はそれほどではない。広い守備範囲をカバーしているのは彼の足です。あとはスローイングでしょう。捕球してから投げるまでは速いが、投げるときに下半身をうまく使えていないのです」

大阪桐蔭・藤原(動画)はどうか。在阪球団のスカウトは「打撃と膝の故障が気になる」と言う。

「打つときにかかと体重になるケースが多い。そうなると左腕の外角に逃げていくスライダーに対応できない。日本ハムに入った清宮も、この傾向があった。あとは春先に痛めたという膝かな。膝は体を動かすときにキーとなる場所。成長痛の類いならともかく、高校時代に膝を痛めていると後々、厄介です」

U18日本代表は29日、明大と練習試合を行って4-4の引き分け。藤原は1番で出場して3打数1安打、小園は3番で4打数2安打、根尾は4番で出場して3打数1安打だった。

金足農・吉田輝星はナインとともにアップを行った後、室内練習場へ。ブルペンで投げ込みを行い、「疲れはだいぶ取れてきています」と話した。なお、東京での合宿はこの日で終了。30日からは宮崎で汗を流し、9月3日からのアジア選手権に備えて調整する。



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