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吉田輝星(金足農)、プロ入りを阻む地元のしがらみ

2018年09月07日

9/7、夕刊フジ27面より

吉田 輝星 (金足農高・投手)
176cm・右投右打・動画

プロ志望届さえ提出すれば、10月25日のドラフト会議で複数球団の1位指名競合が確実とみられる金足農の最速150キロ右腕、吉田輝星投手(動画)「巨人に行きたい」と発言した本人からもプロ志向がうかがえるが、スカウトたちは地元秋田で吉田を取り巻く地縁、血縁のしがらみを警戒している。

第12回U18アジア選手権の1次リーグ・韓国戦に先発し、初回にいきなり3ランを浴びて6回3失点。敗戦投手となった吉田だが、尻上がりに調子を上げていた。

「初回は力み過ぎていた。力の抜けた3回以降は145キロくらいの直球で簡単に空振りが奪えていた。あれぐらいの方が彼本来の直球のキレが出る」(日本ハム・山田スカウト顧問)と指摘されるなど、プロ側の評価自体に変わりはない。

スカウトを悩ませているのは、吉田周辺の重いしがらみだ。金足農の中泉監督と吉田の父・正樹さんは、同高野球部OB。2人の恩師にあたる元監督の嶋崎久美氏が昨年10月、八戸学院大の正村公弘監督を紹介して指導を仰ぎ、吉田を急成長させた経緯がある。今夏の甲子園大会開幕前まで吉田の同大進学が確実視されていたゆえんだ。

さらにいえば、吉田の祖父で梨畑経営の理正さんも、野球部ではないものの金足農出身。「仮に吉田本人がプロに来たいと心変わりしたとしても、おいそれとは進路を変えにくい状況がある」(某セ・リーグ球団スカウト)とみられている。

プロ側が期待を寄せるのが、今大会中にドラフト候補生がひしめく高校日本代表のチームメートから刺激を受け、吉田がプロ志向を強めてくれること。あるパ・リーグ球団幹部は「やっぱり柿木や根尾とは仲がいいの?。対等に話せているのかな?」とグラウンド外の方に興味津々だ。

実際、宿舎ホテルで吉田はプロ志望の大阪桐蔭のエース・柿木と同部屋。「ヨッシー」、「ジャバーニ」と呼び合い、キャッチボールでもパートナーを務めている。

日本は2次リーグで7日の台湾線、翌8日の中国戦に連勝すれば、決勝で韓国と再戦も可能。「韓国を相手に投げたい、ではなく絶対に投げて次は抑えます」と語気を強めた吉田は大会終了後、どんな進路を選択するのだろうか。



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