中山翔太(法政大)、中日「パワー魅力」
2018年09月09日
9/9、西日本スポーツ8面より
法大の「なかやまきんに君」が2本塁打3打点で大暴れした。4番の中山(動画)が初回、左翼席へ先制の2ラン。リーグ戦初先発の1年生・三浦のために「先制点を何とか取ってあげたい」という思いが通じた。9回にも左翼席へソロ本塁打。開幕戦から主砲のバットで勝利を呼び込んだ。
開幕前、中山は「夏に身につけた技をお見せしたい」と話していた。技とは一体何か。具体的には明かさず、本人はニヤニヤしていた。技のお披露目は早かった。春には力んでいた上半身から無駄な力が抜けた。インパクトの時、力が入り過ぎた右手でこねてしまうようになっていたが「右手の力を抜くことで、左手でボールを捉えられるようになった」。脱力したスムーズなスイングが新技だ。
中日・八木スカウトは「右手の使い方がよくなって、春とは全然違って力まなくなった。一振りでゲームを変えることができる魅力ある選手」と評価。飛ばす力はもともと大学球界でトップクラス。そこに技術もプラスされた。青木監督は「ひたむきに練習をやりこみ、明るいのが彼の長所。よくやってくれた」と主砲をねぎらった。
(9月8日 東京六大学野球 法政大 5-1 早稲田大)
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中山 翔太 (法政大・一塁手兼三塁手) 186cm・右投右打・動画 |
法大の「なかやまきんに君」が2本塁打3打点で大暴れした。4番の中山(動画)が初回、左翼席へ先制の2ラン。リーグ戦初先発の1年生・三浦のために「先制点を何とか取ってあげたい」という思いが通じた。9回にも左翼席へソロ本塁打。開幕戦から主砲のバットで勝利を呼び込んだ。
開幕前、中山は「夏に身につけた技をお見せしたい」と話していた。技とは一体何か。具体的には明かさず、本人はニヤニヤしていた。技のお披露目は早かった。春には力んでいた上半身から無駄な力が抜けた。インパクトの時、力が入り過ぎた右手でこねてしまうようになっていたが「右手の力を抜くことで、左手でボールを捉えられるようになった」。脱力したスムーズなスイングが新技だ。
中日・八木スカウトは「右手の使い方がよくなって、春とは全然違って力まなくなった。一振りでゲームを変えることができる魅力ある選手」と評価。飛ばす力はもともと大学球界でトップクラス。そこに技術もプラスされた。青木監督は「ひたむきに練習をやりこみ、明るいのが彼の長所。よくやってくれた」と主砲をねぎらった。
(9月8日 東京六大学野球 法政大 5-1 早稲田大)
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│中日