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プロ志望届、大学とプロ併願の複雑事情

2018年09月10日

夕刊フジ31面より
プロ入りを希望する高校生に義務付けられているプロ志望届の提出者の掲載が、日本高野連のホームページで5日から始まっている。大阪桐蔭・根尾、藤原、柿木、報徳学園・小園らの提出は確実視され、金足農・吉田投手はプロか進学かで揺れているもようで提出するかどうか微妙。

中には、プロ志望届を提出しながら、指名順位などによって進学や就職も視野に入れる併願派もいる。U18アジア選手権の高校日本代表は、浦和学院の強肩強打の外野手、蛭間拓哉(動画)の進路が今のところ微妙だ。

あるスカウトは「蛭間はドラフトには掛かるとは思うが、上位か下位かライン上の選手」とみる。「すでに大学への推薦が決まっているらしいが、プロ志望届も提出すると聞いた。いわゆるプロ待ちだね。育成選手制度ができてから、このパターンが多い」と付け加えた。

大学の推薦枠を確保した上で、ドラフトに指名されるのを待つプロ待ち。選手のレベルによって事情はさまざまだ。

8月31日の高校日本代表-宮崎県選抜戦で宮崎県選抜の2番手として登板し、日本代表を5回1/3、2失点(自責0)に抑えた聖心ウルスラの149キロ右腕、戸郷翔征投手(動画)「大学への推薦を受けていますが、ドラフトで指名されればプロに行きます」とキッパリ。

他にも、支配下選手として指名されればプロ、育成選手としてなら進学というパターンや、「大学との約束で4位以下の指名なら進学しなければならない」といった条件付きの推薦もある。

プロ待ちで進学を選択した場合もノーリスクではない。大学によっては学部が選べなかったり、夜間学部に入学することもあり得る。秋は高校球児にとって人生の岐路。今年のプロ志望届提出期限は10月11日だ。


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