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巨人、ドラフト1位は吉田輝星(金足農)で決定か

2018年10月04日

10/4、日刊ゲンダイ30面より

吉田 輝星 (金足農高・投手)
176cm・右投右打・動画

高卒で即プロ入りか、大学を経由してプロを目指すのか。金足農・吉田輝星(動画)はこの日、注目の進路について、「時間がなくて話し合いができなかった。両親としっかり話し合いたい。後悔しない道を選びたい」と明言を避けた。

そわそわしているのは、他ならぬ巨人である。甲子園終了後、吉田は好きな球団として「巨人」を挙げている。「行きたい? はい。行きたいです!」と素直な憧れを口にし、球界に波紋を呼んだ。実力はもちろん、夏の甲子園100回記念大会という大舞台で「スター性」を証明した。巨人はどうするのか。

鹿取義隆GMを直撃した。「金足農の吉田を指名?いい投手ですよね。球にスピンが利いてて。甲子園を沸かせましたしね」と言ってこう続けた。「まあ、せっかくああ(巨人に行きたい)言ってくれていますし、気持ちに応えたいですよね」

高橋由伸監督は就任3年で全てV逸。巨人は最長タイとなる4年間もリーグ優勝から遠ざかる。さらに残り2試合で借金6と2006年以来の負け越しが確定している。投手陣が問題視される。今季、開幕から先発ローテーションを守り通した先発は菅野のみ。最大の補強ポイントは「将来的にエース、ローテの柱となる投手」である。

リリーフ陣はさらに苦しい。今季はマシソン、カミネロ、沢村が故障などで相次いで離脱。当初の勝利の方程式が崩壊したことで、救援陣は10勝20敗、1点差試合は12勝24敗という信じられない勝率で、V逸の最大の要因となった。当然、球団内では「即戦力投手を指名すべき」という意見が上がっているという。

鹿取GMは静かにうなずいた。「そうですね。東洋大?には3人いて、日体大?にも2人いい投手がいますよね」

GMが認めた5投手は、東洋大の甲斐野(動画)が最速159キロ、上茶谷(動画)が151キロ、梅津(動画)が153キロ。日体大の松本(動画)が155キロ、東妻(動画)が155キロ。いずれも上位候補に挙げられる剛腕である。が、鹿取GMはこう明言した。

「それに比べて高校生の吉田は即戦力じゃない?うーん、でもいい投手ですから。吉田は1位最有力? はい。プロ志望届を出せば、そうなります」

チーム事情としては大学生の即戦力投手が欲しいところ。それでも吉田の1位指名に踏み切る背景には「スター不在」が挙げられる。さるチーム関係者は「昨年は迷わず1番人気の清宮の1位指名に踏み切ったように、『甲子園のスター』というのがポイント。あの松井秀喜以来不在といわれ、それほど球団はスター選手を求めているのです」と言う。

たとえ育成に数年かかる高校生でも、甲子園で勝ち取った人気と知名度、そして何より「巨人愛」を持つ吉田を1位に決めたようだ。甲子園前には八戸学院大への進学が有力視されていた。それがここまで結論が出ていないのは、プロ入りに気持ちが傾いている可能性が高い。

プロ志望届の提出期限となる11日まであと1週間。巨人は吉田の決断を固唾をのんで見守っている。



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draftkaigi at 07:02│ │巨人 
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