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巨人、「ドラフトで獲った捕手を育てる気ない」の声

2018年11月08日

11/8、夕刊フジ27面より

2005西武(高校)ドラフト1巡目 炭谷銀仁朗
平安高・捕手

巨人の捕手体制がにわかに混とんとしてきた。宮崎秋季キャンプには20歳代の捕手4人が参加中だが、かつて扇の要だった阿部慎之助内野手が捕手に電撃復帰。さらに西武・炭谷銀仁朗捕手(2005西武1巡目)のFA補強も有力に。再々登板の原辰徳監督はどう交通整理をつけるのか。

秋季キャンプのメンバーは6日、サンマリン宮崎で紅白戦。高橋政権で主戦マスクを任されてきた小林誠司捕手は白組の3番で先発し、課題の打撃でも2安打と気を吐いた。

鹿取前GMのもと、昨秋ドラフトでは捕手2人を上位指名。22歳の岸田(2017巨人2位)25歳の大城(2017巨人3位)ともこの日は攻守で活躍した。試合途中から守備に就いた25歳の宇佐見(2015巨人4位)を含め、前GMは若い捕手陣を競わせて扇の要をつくる構想だった。

ところが今秋、政権交代のあおりで退任。編成権まで委ねられた原3次政権のもと、方針は大転換された。原監督は「巨人のレギュラーを張るにはずぬけた力が必要。切磋琢磨というところ」と語りつつも、現有戦力への頼りなさから経験豊富な炭谷に食指を動かす。

さらに阿部まで4年ぶりの捕手復帰を直訴。4日夜に電話を受けて快諾した指揮官はこの日「来季からはそうなる。本人の野球というところだと思いますよ。それほど長く現役をやれるとは本人も私も思っていない」とキャリアの終活の側面を示唆。投手陣を鍛える鬼軍曹役を「そこが期待するところだと言うと、慎之助に怒られるかな」とも話した。

元巨人ヘッドコーチで本紙評論家の須藤豊氏は「なぜ阿部の直訴を受け入れたのか、真意を測りかねる。コーチ修行なら兼任コーチにすればいい話だ。ましてFAで炭谷まで獲るなら、相川をバッテリーコーチに呼んだ人事が生きない。捕手を育てる気がないんじゃないか」と疑問を呈する。

新任の相川コーチは昨季限りで現役引退。まだ42歳と若く、後輩たちに自ら実演して指導できるのが強みだ。一方で百戦錬磨の阿部や炭谷から求められるのは、バッテリーコーチとしての引き出し。指導者初経験には荷が重い役割といえる。

生え抜きの若手勢に大ベテラン、FAの即戦力が一斉にゲートインしそうな捕手のレギュラー争い。来季について「今は組み立てなんかは考えていない」と白紙を強調した原監督に対し、須藤氏は「八方美人では済まない。どこかで断を下すのが監督の責任だ」と警鐘を鳴らす。秋の宮崎で汗と泥にまみれる若手捕手たちの胸中やいかに。



下は2005高校ドラフトで西武が指名した選手です。1位指名・炭谷君のプロ入り後の成績はこちら

西武の2005高校ドラフト指名選手
1巡目炭谷 銀仁朗平安高捕手
2巡目指名権なし
3巡目田沢 由哉旭川大高投手
4巡目田中 靖洋加賀高投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:08│ │巨人 
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