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ドラフト選手の家庭の事情、太田椋(オリックス1位)

2018年11月17日

11/17、日刊ゲンダイ39面「ドラフト選手の家庭の事情」より

2018オリックスドラフト1位 太田椋
天理高・遊撃手・動画

オリックスの打撃投手を務める父親の暁さん(1988近鉄ドラフト6位)は、30年近く経ったいまでも近鉄時代のプロ初打席を鮮明に記憶している。91年5月4日。ビジターの西武戦の九回表、中根仁の代打で打席へ。抑えエースの潮崎から四球を選んだ。

「緊張し過ぎたせいなのかどうか、ボールがすごくよく見えたことを覚えています。シンカーもよく見えた。最後はインコース低めのストレートでした」(暁さん)。

京都府出身。帝京五(愛媛)から88年のドラフト6位で近鉄に入団。高校時代は投手で、投げないときは一塁や外野を守ったが、プロ入りと同時に内野手に転向することになった。8年間の現役生活で一軍出場は計3試合。そのうちの1試合だから覚えていて当然かもしれないが、中でも四球で出塁した打席が強烈な印象として残っているのは理由がありそうだ。

「近鉄は当時、選手層が厚く、なかなかチャンスが回ってきませんでしたけど、太田は選球眼が良かったし、野球センスもあった。それに2人とも心が強い。そのあたりは息子が受け継いでいるのかもしれません」と言うのは近鉄で暁さんの2年先輩の内野手だった中村良二・現天理高監督。

「息子」とは暁さんの次男で、先のドラフトでオリックスに1位指名された天理・太田椋(動画)のことだ。

「太田(暁さん)は線が細く、近鉄の首脳陣から(鳥)ガラなどと呼ばれていましたけど、息子の方が体は大きいし、体力もあるように思いますね」(中村監督)

手だれのベテランスカウトによれば「野手にとっての選球眼は足や肩と同じくらい重要。例えばベースの手前でワンバウンドするボールに手を出す選手は、プロで鍛えようと、まず直らない」そうだ。椋はつまり、野手にとって何より重要な要素を父親から受け継いだことになる。

大阪府羽曳野市内の4LDKの一戸建てに、暁さん、暁さんの保育園からの同級生で近所でパートをする母の綾子さん、大学生の兄、次男の太田、妹の5人で暮らす。

太田が軟式の少年野球チームに入ったのは小学3年生のとき。中学に入るとダルビッシュ(現カブス)も所属した羽曳野ボーイズへ。高校は奈良の天理へ進学し、昨夏は2年生ながら3番・遊撃手としてチームのベスト4進出に貢献した。暁さんは96年に現役引退後、近鉄の用具係に。その後、オリックスでは打撃投手を務め、現在に至る。

「20年以上、打撃投手をやっていますからね。イチローさんだけでなく、オールスターや日米野球でも投げ、一流選手の打撃を目の当たりにしてきました。(太田には)高校に入る前まで、こういう選手のこういうところは参考にした方がいいとか、この選手の映像は見ておくといいとは言いましたね。食が細かった自分と比べ、かなり食べますし、体も大きくて強いと思います」(暁さん)

太田は父親から受け継いだ財産を、プロで有効活用するに違いない。



下は2018ドラフトでオリックスが指名した選手です。1位指名・太田君のスカウト評はこちら

オリックスの2018ドラフト指名選手
× 小園 海斗    
1位 太田 椋 天理高 内野手
2位 頓宮 裕真 亜細亜大 捕手
3位 荒西 祐大 ホンダ熊本 投手
4位 富山 凌雅 トヨタ自動車 投手
5位 宜保 翔 未来沖縄高 内野手
6位 左沢 優 JX-ENEOS 投手
7位 中川 圭太 東洋大 内野手
育1 漆原 大晟 新潟医療福祉大 投手


draftkaigi at 07:03│ │オリックス 
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