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巨人、炭谷(西武)獲りの真の狙い

2018年11月18日

11/18、日刊ゲンダイ38面より

2005西武(高校)ドラフト1巡目 炭谷銀仁朗
平安高・捕手

早くもメロメロだ。巨人が16日、海外FA権を行使した西武・炭谷銀仁朗捕手(2005西武1巡目)と都内のホテルで初交渉を行った。巨人は出来高を含め、3年総額6億円を提示したとみられる。原監督は同席しなかったが、約1時間の交渉の中で大塚副代表兼編成担当を通じ「優勝するために扇の要である炭谷君がどうしても欲しい」とのメッセージを送った。

炭谷は「熱い気持ちを伝えていただいた。これから考えるが、原監督から言っていただけたのは素直にうれしい。自分の中でいい決断ができれば」とうれしそうだった。これまで西武から巨人へFA移籍したケースは多く「これから野上、片岡さん、脇谷さんにいろんな話を聞こうかな」と笑顔を見せた。

今季の年俸は1億1000万円。西武では森の台頭などもあり、47試合の出場にとどまった。実質「第3捕手」扱いで打率は.248、本塁打はゼロ。

巨人のチーム内からは「6億円の価値があるのか?」「ガンガン打つならまだしも、鉄砲肩の小林の方がまだいいんじゃないか?」との声も聞かれるが、同副代表は「手応え? あったと思う。穏やかな表情だったので、いい感じなのかなと。(捕手陣に)小林もいるけど、うまく競争できれば優勝に近づく」と補強の意図を説明した。

「持ち味は守備力。巨人は長年、正捕手を張ってきたキャリアを生かしたリード面を評価している。それと今年、高卒選手で初めて労組・日本プロ野球選手会の会長に就任し、重責を務めた人間性やリーダーシップも評価の対象。

そして一番の目的はこれ。巨人はここ数年、バッテリーコーチの人材不足に悩まされてきた。今年は村田ヘッドコーチが兼務したほどですから。今回、同じFA組の相川が就任したが、相川は昨年もオファーを受けている。チーム全体が見渡せる捕手なら、後々は前任の高橋監督時代に苦労した作戦面なども任せられるかもしれない。将来的な指導者含みのオファーでもあります」(球界関係者)


炭谷は出場機会を求めている。ただし、1年前にFA入団した野上は今季、4勝4敗、防御率5.07で5月終盤に二軍落ち。その後は中継ぎに転向となった。FAで大枚をはたこうが、結果が出なければ、わずか2カ月で切り捨てる。それが巨人である。「試合に出たい」炭谷と「人間性」「将来性」を買う球団の思惑には温度差がありそうだから、注意が必要である。



下は2005高校ドラフトで西武が指名した選手です。1位指名・炭谷君のプロ入り後の成績はこちら

西武の2005高校ドラフト指名選手
1巡目炭谷 銀仁朗平安高捕手
2巡目指名権なし
3巡目田沢 由哉旭川大高投手
4巡目田中 靖洋加賀高投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:03│ │巨人 | FA
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