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ドラフト選手の家庭の事情、清水昇(ヤクルト1位)

2018年11月23日

11/23、日刊ゲンダイ23面「ドラフト選手の家庭の事情」より

2018ヤクルトドラフト1位 清水昇
国学院大・投手・動画

多彩な才能を持つ北野武の出身地として知られる東京都足立区。ヤクルト1位の国学院大・清水昇(動画)はその西部に位置する江北で6歳から野球を始めた。

「きっかけは父です。高校まで投手をやっていたそうです。小学生が野球をやるにはどこかのチームに所属しなければなりません。いろいろ調べて地元のジュニア・ヤンガースに入りました。今もやっていますが、投球や打撃で気が付いたことをメモするようになったのは小学生の頃からです」

ヤンガースにはかつてヤクルトの秋吉亮が在籍。清水はこのチームで秋吉の弟とバッテリーを組んでいた。清水と秋吉の自宅は徒歩で5分ほどの所にある。秋吉兄は地元の区立中学へと進んだが、清水は私立の駿台学園中学校(北区王子)へ。ここで大きな転機が訪れる。野球部の西村晴樹監督がこう語る。

「私が清水を指導するようになったのは、中2の7月からです。当時は身長も低く、ポッチャリしていました。体が強く、バネはあったものの、特に足が速いわけでもないし、抜群の運動能力というわけでもない。ただし、負けん気だけは人一倍でした。ちょっときつい言葉で指導すると顔を上げて私に向かってくる。今もこんな選手はいませんよ」

気の強さだけで投手の能力が開花したわけではない。

「うちの野球部は毎日20分ぐらいマットの上で前転や後転、開脚前転などの体操をやる。倒立からブリッジして、そのまま歩行するトレーニングがあるのですが、清水はそれで体幹が鍛えられ、肩甲骨の周囲が柔らかくなった。3年の春ごろになって、ようやく投手としていけるかなと。球威もどんどん上がってきて、夏の関東大会で142キロを出してから注目されるようになりました」(同)

中学の時は部活が終わると自宅の練習場でも汗を流した。付き合ったのは父の勉さんだ。勉さんは高校卒業後、専門学校を経て、今は自営で自動車関係の仕事をしている。

「自宅1階に祖父が経営していた自転車店(今は廃業)のスペースがあったので、そこにネットを張り、ティー打撃やシャドーピッチングをやっていました。中学の監督さんの方針もありますから、技術に関するアドバイスは一切しません。フォームのチェックをする程度でした」(勉さん)

3歳上の姉は10歳ごろからバレーボールを始め、中学、高校もバレー部に所属。大学時代はビーチバレーに熱中。母の雅美さんは学生時代にテニスをやっていた。清水によると、これまで勉さんに厳しく叱られたことは一度もないという。

「進路についても、行きたいところに行っていいよと。ただし覚悟を持っていけと言われました。帝京に進学したのは練習見学の時に前田監督から、東京出身なら東京でプレーすることが育ててくれた人への恩返しになると言われたことが大きかったです。聞いてはいましたが、厳しい監督さんでした。2年のある試合でピッチング内容が悪いことがあった。前田監督からおまえはエースの中でも最もエースナンバーが似合わないと言われました。悔しかったですね。ボクは褒められて伸びるタイプではないので、今はいい方に解釈しています(笑い)」

ヤクルト入りが決まった清水は最後にこう語った。

「高校では完全燃焼できなかったので、強い大学でやりたかった。鳥山監督には入学してすぐにプロに行きたいと伝えました。帝京OBの山崎(DeNA)さんは、打撃マシンを母校に寄贈してくれました。自分も活躍したら何か恩返しをしたいと思います」 



下は2018ドラフトでヤクルトが指名した選手です。1位指名・清水君のスカウト評はこちら

ヤクルトの2018ドラフト指名選手
×根尾 昂   
×上茶谷 大河
1位清水 昇 国学院大 投手
2位中山 翔太法政大 内野手
3位市川 悠太明徳義塾高 投手
4位浜田 太貴明豊高 外野手
5位坂本 光士郎 新日鉄住金広畑 投手
6位鈴木 裕太 日本文理高 投手
7位久保 拓真 九州共立大 投手
8位吉田 大成明治安田生命 内野手
育1内山 太嗣 BC栃木 捕手
育2松本 友 BC福井 内野手


draftkaigi at 07:05│ │ヤクルト 
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