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巨人が超大型補強、「補強費50億円」の波紋

2018年12月02日

12/2、日刊ゲンダイ38面より

2007広島(高校)ドラフト3巡目 丸佳浩
千葉経大付高・外野手

巨人がFAで通算26人目の選手を獲得した。広島から国内FA宣言した丸佳浩(2007ドラフト3巡目)が11月30日、マツダスタジアムで巨人移籍を表明。「最終的には原監督に『カープのいいものをジャイアンツに持ってきてくれればいい』と言ってもらえた。野球人としてレベルアップしていけたら」と決断の理由を語った。

一方、2年連続MVPの大物をゲットした巨人陣営は大喜びだ。

24日の丸とのFA交渉の際、原辰徳監督と一緒にテーブルについた石井球団社長が「うれしくてしょうがない」と言えば、この日午前に丸からの一報を受けた原監督も「よくぞジャイアンツを選んでくれたと感謝している。今日の返事は私自身としても、巨人としても、巨人ファンとしても吉報。『ジャイアンツでお願いします』と言ってくれて『望むところである』と。頑健な体と強い心。練習量を伝え聞いている部分では、野球の歴史上、何本かの指に入る人」と賛辞が止まらなかった。

近年の巨人は補強費が限られていたが、今オフは湯水のごとくカネが使えたかつてを彷彿とさせる「金満」ぶりで、次から次へと選手を獲得している。丸には5年30億円超とも総額35億円とも伝えられる球団史上最高の大型契約を提示した。すでにFAで獲得が決まっている炭谷には3年総額6億円。

オリックスから自由契約となった中島には年俸だけで1億5000万円だ。新助っ人のビヤヌエバにも同2億2000万円。この2人には年俸以外にも契約金などが発生する。これまでに獲得が決まった補強組だけで、ざっと50億円規模にのぼる。

さらに山口オーナーが数日前に「補強はまだまだ半ば。十分戦力を確保したと言える状況ではない」と話しているように、今後は抑え候補となる外国人投手、日本球界復帰の可能性が高い岩隈の調査も継続する。補強の費用は総額で50億円から60億円規模にまで膨らむ可能性もある。

原監督にとって、こんなにやりやすい環境はない。就任した際、山口オーナーに「過渡期のチームに関しては原監督に全てお任せする。編成に関しても監督の意向を完全に尊重する。責任を監督に丸投げするということではなく、戦力獲得の最終責任はフロントが負う。こういった姿勢で巨人を強くしていきたい」と、全権監督かつ責任を問われないという夢のようなお墨付きをもらっている。

50億円もかけた超大型補強は全て原監督の意向だ。しかし仮に来季、5年連続V逸となった時、誰が責任を取るのか・・・。指揮官の代わりに詰め腹を切らされるフロントは、たまったもんじゃない。



下は2007高校ドラフトで広島が指名した選手です。丸佳浩は3巡目指名入団。プロでの成績はこちら

広島の2007高校ドラフト指名選手
1巡目安部 友裕福岡工大城東高内野手
2巡目指名権なし
3巡目丸 佳浩千葉経大付高外野手
4巡目中村 憲京都すばる高投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:04│ │巨人 
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