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松岡健一(ヤクルト)、第二の人生は2軍投手コーチ

2018年12月09日

12/9、スポーツニッポン4面「ユニホームを脱いだ男たち」より

2004ヤクルトドラフト自由枠 松岡健一
九州東海大・投手 

10月8日の阪神戦。ヤクルト・松岡(2004ドラフト自由枠)は2/3回を1安打無失点に抑えて現役最終登板を終えると、ともに引退する山本哲哉を引っ張り、右翼席のヤクルトファンの前で肩を組んだ。

「自分たち(中継ぎ)はなかなか表舞台に立たない。最初で最後じゃないか。ファンの方へのお礼として盛り上げよう」。山本の登場曲、米米CLUBの「浪漫飛行」に乗って肩を揺らした。最後の最後でも後輩への優しさがにじんだ。

自身は「突然」が代名詞。FIELD OF VIEWの名曲だ。14年8月。夏に合わせ妻・麻由子さんが選んでくれた。「“突然、待ってます”と言ってくれる方がいるから、変えられなかったです」。球場全体に響き渡る「突然」、イコール「マツケン」。見事にファンの間で定着した。

真っ先に思い起こしたのは、入団1年目の05年春季キャンプでのブルペン。習得中だったフォークを投げず、名捕手の古田敦也に「一生、投げへんの?」と叱咤され、立ち去られた。「自分の甘さに向き合えた。フォークが武器になって長く続けられた。感謝しています」。

14年間で通算491試合に登板し、球団史上初の通算150ホールドポイントを達成。今季は14試合の登板で通算500試合には届かなかったが「そこまでの選手だということ」と言い切った。「いつでもやめていいように。3、4年、ずっとそう思ってやってきた。若手も育ってきて、夏に1軍にいないと、終わりだと思った」

父・孝親さんの口癖は「最後までやり抜け」。どんな時も応援し、見守ってくれた。電話で引退を伝え、熊本に住む父から「おつかれ」という言葉を掛けられると涙があふれた。最後までやり抜いたからこそ、潔く身を引いた。

2軍投手コーチに就任し、秋季キャンプから若手指導にあたった。「今まで指導してくれた方々の集合体が自分で、それを凝縮して伝えていくのが自分の役割だと思う」。家族のような感じというスワローズを、これからも支えていく。



下は2004ドラフトでヤクルトが指名した選手です。松岡健一は自由獲得枠で入団。プロでの成績はこちら

ヤクルトの2004ドラフト指名選手
自由枠 田中 浩康 早稲田大 内野手
自由枠 松岡 健一 九州東海大 投手
1巡目 (指名権なし)
2巡目 (指名権なし)
3巡目 (指名権なし)
4巡目 川本 良平 亜細亜大 捕手
5巡目 上原 厚治郎 沖縄電力 投手
6巡目 丸山 貴史 愛工大名電高 投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 09:35│ │戦力外通告 
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