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指名漏れの船迫大雅(東日本国際大)、西濃運輸に内定

2018年12月10日

日刊スポーツwebsiteより (source)

船迫 大雅 (東日本国際大・投手)
174cm・右投左打・動画

南東北大学野球リーグの東日本国際大(福島)エース右腕・船迫大雅(動画)が、社会人の強豪で14年都市対抗を初制覇した西濃運輸(岐阜・大垣市)に内定したことが、8日までに決まった。プロ志望届提出も、指名されなかった悔しさを味わったが「2年後にプロ野球で必要と認められるような投手に、絶対なります」と前を向いた。

ドラフトの10月25日を「生きてきた中で一番屈辱的な1日」と形容した。切磋琢磨してきた粟津凱士投手だけが西武4位指名。当日は同期に励まされ、表向きは明るく振る舞ったが、直後の明治神宮大会中も、すべてが吹っ切れたわけではなかった。

引退し、野球を続けることができない仲間もいることを、あらためて実感。頭に浮かんだのは聖光学院(福島)時代の恩師・斎藤智也監督が話してくれていた「起こることは、すべて必然」の言葉だった。「3週間くらい、かかりましたね。何してんだオレって感じ。すべては将来に意味があることだと思えています」と苦笑い。

今月4日に岐阜に出向き、来春入社の同期と野球部の先輩で食事会に参加。「そこで完全にスイッチが入りました。高校、大学だけでなく、力の差を見せつけて社会人でもエースに。日本一になるために限界突破を掲げて、もっと成長したい」。プロの先輩となる粟津とも交流をさらに密にし、吸収するつもりだ。

足りないものは大きく2つと自己分析した。大学では1年春から登板し、リーグ最多タイの34勝を挙げたが、全国舞台では1勝のみ。「結果を出すには、まっすぐの球速アップ。三振をとれる投手になることが理想」。サイドから得意のシンカーやスライダーを生かすためにも、最速144キロの直球を150キロに近づける。

「そのためには体を大きく」。現在は筋力トレーニングと並行して「体を動かしすぎずに、とにかく増量」。次の舞台への準備を着々と進める。屈辱を、必然の1日だったと言えるように。



船迫君のピッチング動画はこちら

draftkaigi at 07:00│ │社会人 
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