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プロ野球経験者を凍り付かせた高校野球監督の悲劇

2018年12月18日

12/18、夕刊フジ25面より
プロ野球の経験者が学生野球指導資格を回復するためのアマチュア側の研修会が16日、都内で最終日を迎え138人に修了証が授与された。受講生たちは、来年2月5日の日本学生野球協会の審査に通れば、アマでの指導が可能になる。

この日、「保護者との距離の取り方」と題して紹介された、東海地方の野球部監督の具体例はプロで百戦錬磨の受講者を凍り付かせた。

数十年前の話だ。東海地方の高校の野球部員が遠方の大学野球部のセレクションを受ける必要があり、野球部監督が同行していた。保護者会が最初、新幹線代の補助を申し出たまでは良かったが、やがて「何年にも渡って保護者会費を領収書なしの“プール金”にしてしまったのがまずかった」と高野連関係者。

問題の監督は次第に脱線し、常識を越えた会食や関係者への金品にも保護者会費を流用。最終的に業務上横領の疑いが持たれ、警察の聴取を受ける事態に。当該監督は捜査や保護者会からの突き上げに耐えきれず、首つり自殺してしまった。

高野連関係者は学生野球指導者に教訓として「まず手元に使途不明金を置かない」ことを助言する。具体例として「セレクションに同行するための交通費や宿泊費は、領収書を必ず出して部費などから学校長の決裁を仰ぐ」ことを挙げる。さらに難しいのが保護者との付き合いだ。

「えげつないのが人が少なくなった2次会」だ。近くの席に招いて「しこたま高い酒を飲ませたりして、言うのが『ウチの倅をレギュラーにしてくれますね?』と言ってきます。避けるためには会費制の1次会だけで切り上げることです」と生々しい対策を挙げた。

減少著しい野球人口に歯止めを掛けるには、具体例と過去の反省に基づく自制しかない。



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