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聖沢諒(楽天戦力外)、第2の人生は球団職員

2018年12月24日

12/24、デイリースポーツ6面「第2の人生へプレーボール」より

2007楽天(大・社)ドラフト4巡目 聖沢諒
国学院大・外野手

感謝の思いを伝えるため、行かなければいけない場所があった。12月20日、聖沢(2007楽天4巡目)は故郷・長野を訪れていた。母校・松代高に現役引退を報告。「こんなに長くこの世界で生きられるとは思っていませんでした。11年もプロ野球の世界で生きられて幸せでした」。恩師の柳沢博美監督(現部長)を前にして、自然と涙が出てきた。

2007年の大学・社会人ドラフト4巡目で楽天に入団。俊足外野手として頭角を現し始めたのは、2年目の09年だった。代走、守備固めとして1軍に帯同し「これが自分の生きる道だと思った」。ブレークの兆しをつかんだ聖沢は、球界屈指のスピードスターに成長した。

12年には54盗塁をマークし、盗塁王のタイトルを獲得。「シーズン途中から、後ろから追われているプレッシャーは物凄いものがありました。ご飯が食べられなかったり、吐き気がおさまらなかったり・・・。苦しみ抜いて獲得した盗塁王でした」。

当時の星野仙一監督からタイトル記念として贈られた、指揮官の背番号「77」にダイヤモンドがあしらわれた腕時計は宝物だ。13年には球団初の日本一にも貢献。自身のバースデーでもある11月3日に決めた感動的な優勝に「この先を入れても、一番の誕生日でしょう」と振り返った。

自己最少の27試合出場に終わった今季、覚悟はしていた。10月29日に戦力外通告。周囲からは「まだできる」と惜しまれたが、聖沢は現役を退く決意を潔く固めた。

「公立校から出てきた自分が、こんなに素晴らしい経験ができたんですから。悔いはない。そう思ったら、スイッチは切れました。よく頑張りましたという気持ちでした」。無名の存在からタイトルホルダーにまで上り詰め、日本一もつかんだ。通算1034試合出場、197盗塁。プロ野球人生に区切りをつけることを選んだ。

来年1月から、野球人として新たなスタートを切る。球団職員となり、東北の子どもたちに野球を教える道が開かれた。「野球を違う角度から見られることに、今からワクワクしています。自分が大好きな野球を、もっともっとみんなにも体験してもらい好きになってもらいたい」。みちのくの野球少年たちの限りない可能性を、聖沢が引き出していく番だ。



下は2007大学・社会人ドラフトで楽天が指名した選手です。聖沢諒は4巡目指名入団。プロでの成績はこちら

楽天の2007大・社ドラフト指名選手
1巡目 長谷部 康平 愛知工大 投手
2巡目 指名権なし
3巡目 伊志嶺 忠 東京情報大 捕手
4巡目 聖沢 諒 国学院大 外野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 12:20│ │戦力外通告 
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