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城所龍麿(ソフトB戦力外)、第二の人生は球団職員

2018年12月30日

12/30、西日本スポーツ3面より

2003ダイエードラフト2巡目 城所龍麿
中京高・外野手

2018年はリーグ優勝こそ逃したものの、2年連続の日本一を成し遂げた福岡ソフトバンク。来季はドラフト1位の甲斐野央投手ら11人が入団するが、一方で多くのタカ戦士がチームを去った。「キドコロ待機中」のフレーズでファンから愛された城所龍磨氏(2003ダイエー2巡目)は、現役生活にピリオドを打ち球団職員として第二の人生を歩む。

波瀾万丈だった、ホークス一筋15年のプロキャリアにピリオドを打った。「強いホークスでプレーさせてもらえて、球団には感謝しかない。本当に待機ばかりしていましたけど、みなさんのおかげで15年できました」とこれまでの歩みを振り返った。

2004年にドラフト2位で入団。ポスト村松との大きな期待を受けて、背番号は村松が背負っていた23を与えられた。だが歩んだプロ人生は、4度の手術を受けるなどけがとの闘いでもあった。特に15年はオープン戦で死球を受けた左腕を手術し、復帰直後の8月にも左肩を脱臼して再び手術を強いられた。

レギュラー奪取のチャンスはあった。だが故障で逃したり、胃腸炎でつまずいたこともあった。キャリアを通じて勝ちパターンの守備固めや代走起用が多く、シーズン出場100試合を超えたのは1度だけだ。それでも「キドコロ待機中」のフレーズで人気を博しファンに愛された。

「うまいこと言うなと。間違っていないから」。キャッチフレーズ入りのTシャツをイチローが着用したこともあって、知名度も上がった。

そんな男が、一気に「覚醒中」へと変貌したのが16年の交流戦だった。スタメンを勝ち取ると、交流戦の期間は打率4割1分5厘をマークした。さらに5本塁打、12打点、6盗塁の大暴れをしてチームを最高勝率に導き、交流戦の最優秀選手賞(MVP)にも選出された。

「頑張れば、何が起こるか分からないということを見せられたかな」。最高の栄誉は、度重なる手術にも復活を待ってくれた球団への恩返しともなった。

今後はソフトバンクの球団職員に転身するという。「これからも野球に携わる仕事ができればいいなと思う」。自身の希望通り、業務内容は子どもたちに野球を指導するものとなる見通しで、野球の発展や普及に向けた支援活動も行う予定。これからも愛する野球とホークスとともに、第二の人生の歩みを進めていく。



下は2003ドラフトでダイエー(現ソフトバンク)が指名した選手です。城所龍麿は2巡目で指名され入団。プロでの成績はこちら

ダイエーの2003ドラフト指名選手
自由枠 馬原 孝浩 九州共立大 投手
自由枠 (行使せず)
1巡目 (指名権なし)
2巡目 城所 龍麿 岐阜中京高 外野手
3巡目 (指名権なし)
4巡目 明石 健志 山梨学院大付高 内野手
5巡目 榎本 敏孝 西淀川高 投手
6巡目 金子 圭輔 志学館高 内野手
7巡目 三瀬 幸司 NTT西日本中国 投手
8巡目 竹岡 和宏 元中山野球クラブ 投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 06:59│ │戦力外通告 
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