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広島、田中広輔の3位指名はハプニングにより決まった

2019年01月10日

1/9、日刊ゲンダイ31面「川端順の常勝軍団のつくり方」より

2013広島ドラフト3位 田中広輔
JR東日本・内野手

私が携わったドラフトで、最も大きなハプニングは、丸と菊池の同学年、JR東日本・田中広輔(2013広島3位)の指名である。

カープは2013年のドラフトで田中を1位候補12~14人のうちのひとりに挙げていた。当日、1位は大瀬良大地(九州共立大)を指名。3球団競合の抽選で当たりクジを引いた。2位は九里亜蓮(亜大)といずれも投手。チーム編成上、どうしても上位では投手が欲しかった。

カープが1位、2位の指名を終えた時、会議のテーブルで松田元オーナーがこうつぶやいた。「おい、そういやおまえ、1位の選手がまだ1人残っとるやろ? 田中よ田中。どうなんだ?1位の候補に挙げていたやないか」

その時まで田中はどの球団にも指名されていなかった。テーブルにいた苑田聡彦・現スカウト統括部長は「もちろん1位の選手です。なあ? 川端?」と水を向ける。私はこう言うしかなかった。「絶対1位です。何でですかねえ・・・」

オーナーは「3位で取れないか?」と言う。慌てて白武佳久・現スカウト部長が担当の尾形佳紀スカウトに確認する。「田中広輔はどこかケガでもしてるのか? 体でも壊しているのか? ちゃんと調べたのか?」。各球団の2位指名が終わろうとしていた。カープの3位指名まで、残された時間はあまりなかった。 (つづく)



上の記事は広島の前編成部長、川端順氏(1983広島ドラフト1位)が書いたものです。

下は2013ドラフトで広島が指名した選手です。田中広輔は3位指名入団。プロでの成績はこちら


広島の2013ドラフト指名選手
1位大瀬良 大地九州共立大投手
2位九里 亜蓮亜細亜大投手
3位田中 広輔JR東日本内野手
4位西原 圭大ニチダイ投手
5位中村 祐太関東第一高投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 08:16│ │広島 
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