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スカウトの逆襲、獲り損ねた菊池雄星

2019年01月28日

1/28、日刊ゲンダイ39面「スカウトの逆襲」より

2009西武ドラフト1位 菊池雄星
花巻東高・投手・18歳

年明けに菊池雄星(2009西武1位)のマリナーズ入団が決まってからしばらく、何もヤル気が起きなかった。ドジャース、レッドソックス、ヤンキース、フィリーズ、ジャイアンツ・・・菊池の本拠地での登板を欠かさずチェックしてきた球団のスカウトたちもおそらく、似たようなものだと思う。

早い時期からGMに菊池獲得を進言していたわたしは、約半年かけてプレゼン用の資料作りをした。

日本人の好む居住地区、日本人コミュニティーのある場所、日本人医師のいる病院のある場所、日本の日用雑貨や食材を扱う店、ナイター後もやっている日本料理の店・・・本拠地だけでなくキャンプ地に関しても同様のことを球団スタッフと事細かく調べ上げ、リポート用紙10枚ほどにまとめたのだ。

日本で名の知られた都市であっても、実際にそこで生活するとなると何かと不便が生じる。本人が野球に集中できる環境を整える、グラウンド外でストレスをためずに済むような配慮があるに越したことはないとの判断からだ。メジャー球団は多かれ少なかれ似たようなプレゼン用の資料を用意するものだ。

印刷した資料は代理人を通じて菊池本人に渡ったはずだが、次に日本人選手獲得に動く機会があればともかく、菊池を取り損なったいまはゴミに過ぎないが。さて、年が明け、日本球界も動き出した。2月に入れば、沖縄や宮崎でキャンプも始まる。西武の秋山、広島の菊池、DeNAの筒香あたりは今オフ、メジャー挑戦の可能性があると聞いた。

メジャーのキャンプが始まるのは2月中旬以降だし、ここで落ち込んでばかりいても、何も得るものはない。2月上旬には日本へ飛び、沖縄や宮崎のキャンプ地に足を運ぼうと考えている。

秋山や菊池や筒香の目に留まる場所に行き、彼らに自分の存在をアピールする。なにしろ、この風体だ。嫌でも目立つだろうし、キャンプからマークするメジャースカウトがいることを彼らに印象付けようと思う。印象付けたからといって、菊池がそうだったように、それが獲得につながるわけではない。

しかし、いまさら自分のスタンスを変えるつもりもないし、変えられるはずもない。 (メジャーリーグ覆面スカウト)



下は2009ドラフトで西武が指名した選手です。菊池雄星は1位指名入団。プロでの成績はこちら

西武の2009ドラフト指名選手
1位菊池 雄星花巻東高投手
2位美沢 将第一工大内野手
3位岩尾 利弘別府大投手
4位石川 貢東邦高外野手
5位松下 建太早稲田大投手
6位岡本 洋介ヤマハ投手
プロ入り後の成績


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