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広島、期待されてなかった新井貴浩(ドラフト6位)

2019年01月30日

1/30、日刊ゲンダイ31面「川端順の常勝軍団のつくり方」より

1998広島ドラフト6位 新井貴浩
駒沢大・内野手

2016年からのリーグV3は、投手の功労者が黒田なら、野手は新井貴浩(1998広島6位)だろう。

「カープさんはどう考えているか、頭に入れとってくださいね」。阪神の編成担当にこう言われたのは、07年にFAで阪神に移籍した新井が広島に復帰する14年の1年ほど前のことだった。

本気なのか・・・。13年は140試合に出場したのに構想外なのか・・・。この頃はまだ疑心暗鬼だった。14年になると再び「考えとってください」と言われた。阪神は本気だ・・・。松田元オーナーに伝え「給料は下がるけど」との条件付きながら、手を挙げることが決まった。

緒方孝市監督に報告すると「川端さん、ゼロからの出発ということで、レギュラー扱いはしないで見ていきます。結果を出してもらいましょう」と言った。

入団会見のため、新井がマツダスタジアムを訪れた。ガチガチに緊張している。午前中にオーナーへのあいさつを終え、時間があったので、鈴木清明球団本部長に「ホテルに昼食でも連れていってやってくれ」と言われた。高級中華料理店に入ったが、新井は「う~」と吐き気を催している様子。ほとんど箸をつけなかった。

「おい、大丈夫か?」。「すみません。新人の時より緊張しますね」。新井は阪神にFA移籍した際、“裏切り者”のような形で出ていったと感じていたようだ。カープが、ファンが受け入れてくれるのか。余計、緊張感が増したのだろう。

1998年ドラフト6位で入団した当初は、あまり期待されていなかった。私は一軍投手コーチ。私をドラフト1位で取ってくれた恩人でもある渡辺秀武スカウト(享年65)が新井の担当で、こう話していた。「練習する能力、体力はある。ケガに強い。飛ばす能力を持っている。考え方と練習量によっては打てるようになる」 (つづく)



上の記事は広島の前編成部長、川端順氏(1983広島ドラフト1位)が書いたものです。

下は1998ドラフトで広島が指名した選手です。新井貴浩は6位指名入団。プロでの成績はこちら

広島の1998ドラフト指名選手
1位東出 輝裕敦賀気比高内野手
2位井生 崇光東筑高内野手
3位矢野 修平高鍋高投手
4位森笠 繁関東学院大外野手
5位小山田 保裕城西大投手
6位新井 貴浩駒沢大内野手
7位酒井 大輔春日丘高投手
8位広池 浩司立教大出身投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:01│ │広島 
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