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2019センバツ高校野球展望(小倉氏の見解)

2019年02月04日

2/4、日刊ゲンダイ39面「小倉清一郎の鬼の秘伝書」より
3月23日に開幕するセンバツに出場する32校が先週1月25日に決定した。「関東・東京」最後の6枠目が驚いた。横浜の5年ぶり16度目の出場が決まったのだ。昨秋の関東大会準々決勝で春日部共栄に2-9で七回コールド負けを喫していた。

関東4校が確約された1983年以降、準々決勝コールド敗退校の選出は初めてである。横浜は私の古巣だが、この選考には疑問を感じる。

昨秋の都大会決勝で、国士舘に1点差の惜敗を喫した東京2位の東海大菅生が順当に選ばれると思っていた。しかし、選考委員は「関東大会と比べて東京大会のレベルが低かった」とコメントしている。地域性で佐野日大の選択肢もあったはず。栃木、群馬、茨城の北関東3県の一般選考がなかったのは、85年以来34年ぶりだという。

横浜が逆転で選ばれた理由は、最速153キロ左腕でドラフト1位候補・及川(動画)が評価されたこと。関東大会を制した桐蔭学園に県大会決勝で11-2と圧勝し、激戦の神奈川を制したこともプラス材料だった。同委員は「全国優勝できる」と話しているように、選ばれたからには結果で示すしかない。主将の内海ら打線も破壊力がある。軸の一校になるのは間違いない。

横浜の他に、こちらもドラフト1位候補・奥川(動画)擁する星稜、近畿勢では龍谷大平安のエース左腕・豊田は凄みはないが勝てる投手だ。履正社は能力が高い選手が多い。明石商、広陵が続く。明治神宮大会を制した札幌大谷のエース西原(動画)は、まずまずの好投手とみている。

私は現在、関東4強で選出された山梨学院の臨時コーチを務めている。清峰を率いて2009年センバツで優勝した吉田監督の依頼である。昨夏の甲子園で左中間中段へ本塁打を放っている右の主砲・野村(動画)はスケールが大きい。今は弱点克服のため、引っ張らずに右中間へ運ぶ練習を取り入れている。DeNAの筒香も逆方向の左中間への打撃練習で開きを矯正している。

投手力が弱いが、軸になりそうな左腕・駒井の投球フォームを改造中。踏み出す右膝が突っ張ってしまい、体重移動が止まっていた。右膝を曲げるために、三塁側へゴロを転がしてフィールディングの練習をしている。右足が突っ張ると送球がそれてしまうため、矯正するのに適している。山梨学院は平成最後のセンバツで台風の目になりたいところだ。



上の記事は「松坂大輔の育ての親」として有名な小倉清一郎氏(元・横浜高野球部部長)が書いたものです。

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draftkaigi at 07:04│ │高校 
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