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成瀬善久(ヤクルト戦力外)、オリックスと契約

2019年02月05日

2/5、サンケイスポーツ22面より

2003ロッテドラフト6巡目 成瀬善久
横浜高・投手

宮崎で“サクラ咲く”-。オリックスは4日、入団テストを受けていた成瀬善久投手(2003ロッテ6巡目)の獲得を発表した。年俸1500万円(金額は推定)と出来高払いで、背番号は46。この日シート打撃に登板し、打者6人相手に25球を投げ、被安打2。西村徳文監督がロッテを率いていた2010年に下克上日本一をつかんだ師弟コンビが、オリックスで復活した。

もう、12球団のユニホームは着られないかもしれない。プロ野球界を去る覚悟もしていた。通算96勝など、輝かしい功績も過去の産物。苦しい日々-。そんな成瀬に救いの手をさしのべたのは、かつての恩師だった。西村監督との再会。オリックスの新指揮官への感謝を力に、成瀬がNPBに帰ってきた。

「正直、ホッとしています。(西村)監督や(長村)球団本部長から『きょうはよかったよ』と言ってもらって。こういう機会を与えてもらったことを感謝しています。チームのために1つでも多く、勝利に貢献していきたい」

身が引き締まる思いだった。ロッテ時代の指揮官が、オリックスの将となり、自らの投球をチェックする。「緊張感があった」と振り返ったシート打撃では打者6人に対し25球。直球、スライダー、チェンジアップとロッテ時代同様の球種を投げ、被安打は2。持ち味の制球力に指揮官は「内容自体も悪くない。あれだけで十分。投球術はさすがだな」とうなった。

ロッテ時代の2007年に16勝1敗、防御率1.82と大活躍し、最高勝率、最優秀防御率を受賞。そして10年。ヘッドコーチから監督に就任した西村監督の下、エースとしてリーグ3位から史上初の下克上での日本一に貢献した。

しかし、15年にヤクルトへFA移籍後は故障にも悩まされ、4年間で通算6勝止まり。昨年10月に戦力外となり、12球団合同トライアウトを受けた。獲得する球団は現れず、一度は独立リーグ挑戦を決意した。そんなとき、電話が鳴った。

「オリックスの入団テストを受けないか?」。西村監督からだった。直接、声をかけてくれた恩師の気持ちに応えたい-。少しでもかつての姿を取り戻そうと、必死にもがいた。その努力の先に「オリックス・成瀬」の誕生が待っていた。

「(西村監督へは)感謝の思いですよね。あきらめかけたプロ野球で、オリックス・バファローズという球団に呼んでもらって。これでダメだったら終わりかなとも思っていた。本当に感謝しかない」

本拠地もユニホームも違う。マリンの風もない。それでも、成瀬と西村監督は再び出会った。西(阪神)や金子(日本ハム)が抜け、経験の少ない若手が多い投手陣の起爆剤となりえる、実績十分な不屈の左腕。ここからまた、新たな一歩を踏み出していく。



下は2003ドラフトでロッテが指名した選手です。成瀬善久は6巡目指名され入団。プロでの成績はこちら

ロッテの2003ドラフト指名選手
自由枠 (行使せず)
自由枠 (行使せず)
1巡目 内 竜也 川崎工高 投手
2巡目 (指名権なし)
3巡目 杉原 洋 開星高 投手
4巡目 田中 雅彦 近畿大 捕手
5巡目 三島 輝史 大阪桐蔭高 投手
6巡目 成瀬 善久 横浜高 投手
7巡目 藤井 宏海 福井高 投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:01│ │戦力外通告 
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