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ドラフト巧者・日本ハムの選手育成術

2019年02月09日

2/8、夕刊フジ終面より

2018日本ハムドラフト1位 吉田輝星
金足農高・投手・動画

ドラフト1位・吉田輝(動画)を筆頭に、日本ハムの今年の新人は8人(高校出身5人、大学1人、社会人1人、独立リーグ1人=育成を含む)で、キャンプは全員2軍スタート。新人たちは目下、かわるがわる宿舎ホテルで夕食後に、本村幸雄選手教育ディレクターと約20分間、1対1の面談に臨んでいる。

「どんなことを言われるんだろ。ちょっと緊張しますね」と顔をこわばらせたのは、同4位の万波中正外野手(動画)。1月に千葉県鎌ケ谷市の球団施設で行われた新人合同自主トレ期間中、集合時間に1分遅刻して叱責され、普段にこやかな本村ディレクターの厳しさを身をもって知っているからだ。

この本村ディレクターが、他球団にはいないユニークな存在だ。普段は選手寮の『勇翔寮』で、寮長とは別に、教官として若手選手に社会人としての規律や常識をたたき込んでいる。

日本ハムでは基本的にプロ入りから高校出身は5年間、大学・社会人出身は2年間を教育期間とし、1月の自主トレ期間中はほぼ毎日、約1時間の座学を課していた。2年目の清宮幸太郎内野手も当然含まれる。講師は管理栄養士からビジネスマン、狂言師など多岐にわたり「社会人として視野を広げプロ意識を高める」との狙いがある。まるで学校のようだ。

新人たちは自主トレ期間中、『エゴグラム』という3択式心理テストを5分間で約50問回答。キャンプ中の本村ディレクターとの面談では、この心理テストの結果と、入寮から毎日欠かさず提出が義務づけられている日誌の内容をもとに、今後の目標を設定したり、生活面の改善点を洗い出していく。

たとえば、ドラフト2位の野村佑希内野手(動画)「自分たちが入団して5年目の2023年には、新球場ができるという巡り合わせがあります。そこまでにチームの主力になっていたい」という大目標を掲げた。

「まずはゴールを設定することが重要です。明確な目標があると、そこに向かうための中期的な目標、日々すべきことがはっきりと描けるようになる。大目標から逆算できるようになるんです」と本村ディレクターは説明する。

数年先の目標達成に向けて「今季ファームで●試合に登板する」、「●までに1軍に昇格する」など現実的な中期目標を選手、担当コーチとの話し合いの中で設定。現状の自分に足りないものを分析し、日々のルーティンを決めていく。

「目標には体作りとかフォーム固めといった抽象的なものではなく、必ず数値を設定してもらいます。自己分析と目標設定が抜群にうまかったのが、大谷です」と本村ディレクター。「彼は1年目の目標に5勝を掲げた。結果は3勝でしたが、高卒新人が自身の力量を的確に分析し、必要な日々の行動を用紙にびっしりと書き出していた。彼は別格でした」(以下略)



下は2018ドラフトで日本ハムが指名した選手です。

日本ハムの2018ドラフト指名選手
× 根尾 昂    
1位 吉田 輝星 金足農高 投手
2位 野村 佑希 花咲徳栄高 内野手
3位 生田目 翼 日本通運 投手
4位 万波 中正 横浜高 外野手
5位 柿木 蓮 大阪桐蔭高 投手
6位 田宮 裕涼 成田高 捕手
7位 福田 俊 星槎道都大 投手
育1 海老原 一佳 BC富山 外野手


draftkaigi at 07:02│ │日本ハム 
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