日ハム5位・柿木蓮、2軍キャンプで奮闘中
2019年02月09日
2/9、夕刊フジ38面より
「先に1軍で投げるのは、吉田輝でなく、こっちかもしれない」とみる球界関係者もいる。日本ハムの沖縄・国頭村での2軍キャンプで7日、ドラフト5位の柿木蓮投手(動画)が3度目のブルペン入り。打者との対戦を想定しながらスライダー、フォークを交えて57球を投じ、実戦派をアピールした。
「速くて強いというだけでは、例えば大谷選手(エンゼルス)の160キロでさえ甘く入れば打たれる。自分のボールは(大谷の)足下にも及ばないわけですから、なおさら制球には気を使わないといけない」
この日、柿木が投球練習を終える直前のタイミングで、同1位の吉田輝星投手がブルペン入り。柿木のラスト5球を後ろから見た吉田輝は「おおー、ナイスボール!」と興奮気味に絶賛した。宿舎で同部屋の2人は、普段からピッチングについて会話を交わす。
吉田輝は「調子よさそうに投げているなと思いました。自分が調子が悪そうにしてても、部屋で『そんなに悪くないんちゃう?』とか言ってくれる。お互いを客観的にみられるので、助言は送りあいますね」と同級生に感謝している。
一方の柿木は「あいつ(吉田輝)からのアドバイスはあんまりアテにならない(笑)」とピシャリ。「自分からは、軸足で立つ時間をもうちょっと長めに取ってみたら?と言いました。それが良かったような気がする」と名コーチぶりを自賛した。
昨夏の甲子園大会決勝で対戦した2人。優勝した柿木が5位指名で、準優勝の吉田輝は1位。柿木は「呼ばれたときは悔しさがありました。もうちょっと上かなって思っていたので。でも、プロに入ってからは一緒。吉田に負けたくないという気持ちは、悪い意味でなく、自分の原動力になっている。この気持ちは大切にしていきたい」と心境を明かす。
互いに意識し合い、高め合う理想的な同期の関係が深まっている。
下は2018ドラフトで日本ハムが指名した選手です。5位指名・柿木君のスカウト評はこちら
2018日本ハムドラフト5位 柿木蓮 大阪桐蔭高・投手・動画 |
「先に1軍で投げるのは、吉田輝でなく、こっちかもしれない」とみる球界関係者もいる。日本ハムの沖縄・国頭村での2軍キャンプで7日、ドラフト5位の柿木蓮投手(動画)が3度目のブルペン入り。打者との対戦を想定しながらスライダー、フォークを交えて57球を投じ、実戦派をアピールした。
「速くて強いというだけでは、例えば大谷選手(エンゼルス)の160キロでさえ甘く入れば打たれる。自分のボールは(大谷の)足下にも及ばないわけですから、なおさら制球には気を使わないといけない」
この日、柿木が投球練習を終える直前のタイミングで、同1位の吉田輝星投手がブルペン入り。柿木のラスト5球を後ろから見た吉田輝は「おおー、ナイスボール!」と興奮気味に絶賛した。宿舎で同部屋の2人は、普段からピッチングについて会話を交わす。
吉田輝は「調子よさそうに投げているなと思いました。自分が調子が悪そうにしてても、部屋で『そんなに悪くないんちゃう?』とか言ってくれる。お互いを客観的にみられるので、助言は送りあいますね」と同級生に感謝している。
一方の柿木は「あいつ(吉田輝)からのアドバイスはあんまりアテにならない(笑)」とピシャリ。「自分からは、軸足で立つ時間をもうちょっと長めに取ってみたら?と言いました。それが良かったような気がする」と名コーチぶりを自賛した。
昨夏の甲子園大会決勝で対戦した2人。優勝した柿木が5位指名で、準優勝の吉田輝は1位。柿木は「呼ばれたときは悔しさがありました。もうちょっと上かなって思っていたので。でも、プロに入ってからは一緒。吉田に負けたくないという気持ちは、悪い意味でなく、自分の原動力になっている。この気持ちは大切にしていきたい」と心境を明かす。
互いに意識し合い、高め合う理想的な同期の関係が深まっている。
下は2018ドラフトで日本ハムが指名した選手です。5位指名・柿木君のスカウト評はこちら
日本ハムの2018ドラフト指名選手 | |||
× | 根尾 昂 | ||
1位 | 吉田 輝星 | 金足農高 | 投手 |
2位 | 野村 佑希 | 花咲徳栄高 | 内野手 |
3位 | 生田目 翼 | 日本通運 | 投手 |
4位 | 万波 中正 | 横浜高 | 外野手 |
5位 | 柿木 蓮 | 大阪桐蔭高 | 投手 |
6位 | 田宮 裕涼 | 成田高 | 捕手 |
7位 | 福田 俊 | 星槎道都大 | 投手 |
育1 | 海老原 一佳 | BC富山 | 外野手 |
draftkaigi at 07:01│
│日本ハム