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2019センバツ高校野球、注目校とドラフト候補

2019年02月10日

デイリースポーツwebsiteより (source)
名実とも優勝候補に挙げられるのは、星稜(石川)だろう。エース・奥川恭伸投手(動画)は最速150キロの直球が武器の右腕で、大船渡・佐々木朗希投手、横浜・及川雅貴投手、創志学園・西純矢らと共に高校「BIG4」と呼ばれる。

昨年春、夏の甲子園に出場し、春は8強、夏はタイブレークの末に延長十三回で済美に惜敗した。昨秋の明治神宮大会は準優勝も、15回1/3を投げて、7安打1失点(自責点0)26三振、防御率0.00。同校はこれまでの甲子園最高成績が夏準V。今春は悲願の優勝へ一番近いところにいる。

横浜(神奈川)は関東大会8強ながら、関東・東京の6校目に入った。選考委員会は153キロ左腕・及川(動画)の存在を挙げ、神奈川大会で東海大相模や慶応から2桁三振を奪った能力を評価。甲子園での実力発揮に期待がかかる。

注目したいのは昨秋の大会で強豪校を撃破したチームだ。盛岡大付(岩手)は岩手大会準決勝で“大谷二世”大船渡・佐々木を攻略するなど、東北大会準優勝。12試合90得点と攻撃力が高い。

中国大会覇者の広陵(広島)は、同中国大会準決勝で創志学園のエース・西を7-0と打ち崩した。チーム打率・338と強力で、河野(動画)、石原、森(動画)の3本柱という投手陣の充実度は出場校でも屈指だろう。

明治神宮大会決勝で星稜を破り頂点に立った札幌大谷(北海道)は甲子園初出場ながら、エース・西原健太投手(動画)が決勝で星稜を1失点完投。準決勝は太田流星投手が筑陽学園を八回まで無安打無失点に抑えるなど、昨秋のチーム防御率1.51と投手力が高い。チーム打率も・357と安定している。

近畿大会準々決勝で大阪桐蔭を倒した智弁和歌山(和歌山)は中谷仁監督が甲子園で初めて指揮する。自身も捕手として1996年春準優勝、97年夏に優勝し、プロでは阪神、楽天、巨人でプレーした。

その監督から捕手のDNAをたたき込まれた秘蔵っ子がドラフト候補・東妻純平捕手(動画)。昨年春夏と甲子園に出場し、春は準優勝。あと一歩で届かなかった紫紺の優勝旗を取りに行く。チーム打率・372と猛打も健在だ。

大阪大会決勝でライバル・大阪桐蔭を倒した履正社(大阪)は、出場校中2位の11本塁打(1位は東邦の14本)と長打力が魅力。主砲・井上広大外野手(動画)が打線の中心。投手陣では最速145キロ左腕・清水が柱だ。

21世紀枠にも注目だ。石岡一(茨城)最速147キロの岩本大地投手(動画)を擁する。普通科のほか造園科、園芸科のある農業系高校は、昨夏準優勝した金足農をほうふつさせる。岩本が第2の輝星として旋風を起こす可能性も十分ある。ひと冬越えて、毎年新たなスターが誕生するセンバツ。今年も数々のドラマが生まれそうだ。



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draftkaigi at 07:01│ │甲子園大会展望 
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