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スカウトの逆襲、「プロ注目の・・・」に騙されるな

2019年03月11日

3/11、日刊ゲンダイ39面「スカウトの逆襲」より
23日に始まるセンバツに向けて、スポーツ紙や雑誌に「プロ注目の・・・」という形容詞があふれ返っている。「プロ注目の140キロ右腕」とか「プロ注目の左の本格派」といった具合さ。

どの球団もキャンプが始まるころには、今年のドラフトに向けた最初のスカウト会議を済ませている。会議用にスカウトが担当地区の注目選手をリストアップしているのは事実だ。

けれども、オレたちがチェックしたのはあくまでも昨年の秋季大会や練習試合であって、センバツが行われるのはそれから3カ月も4カ月も後になる。実際に甲子園で見たら上から投げていた投手が横手投げに変わっていたり、体の開きが早くなってフォームがバラバラになっていたりするケースも中にはある。

だからこそ秋の状態をもとに作成したリストは、参考にしてもうのみにはするなってのが部長の持論だ。つまりスポーツ紙が「プロ注目」って書いてる選手のことだ。

「地方の球場でプレーする選手は、なぜか良く見えるものさ。甲子園と比べたら対戦相手のレベルも低いし、地方球場はファウルゾーンも狭く、オレたちが比較的、近い位置から選手を見ることも関係しているのかもしれない。だから自分がリストに載せた選手でも、甲子園で見ると、あれ?こんな選手だったっけ、って思うことが結構あるんだ。逆にリストに載ってなかったり、マスコミがノーマークの選手にも掘り出し物はいるから、自分の目できちんとチェックすることが重要なんだ」

部長にこの前、居酒屋でこう言われたっけ。

「それにキャンプ前の会議でスルーしていた選手を、センバツ直前になって推薦してくるヤツもいるからな。ほとんどのスカウトとデータ好きのエラいさんがチェックするセンバツを前に不安になるのかどうか。後になってなんでこんなにいい選手をリストに入れないんだと非難されるかもしれないし、気持ちは分かるけどな」

部長がこう言うのを聞いて正直、ドキッとしたね。実は、高校野球雑誌のグラビアに載っていた投手を、リストに追加すべきか逡巡してたんだ。部長に「あんなのはプロじゃ使えませんよ」って言った投手が他球団で先発として活躍してるし、最近、ちょっと自信をなくしてたからね。



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