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スカウトの逆襲、佐々木朗希(大船渡)

2019年03月25日

3/25、日刊ゲンダイ39面「スカウトの逆襲」より

佐々木 朗希 (大船渡高・投手)
189cm・右投右打・動画

岩手県に157キロの速球を投げる高校生がいることは、すでに米球界で話題になっている。大船渡高3年の右腕・佐々木朗希(動画)のことだ。

昨年の11月17日、国学院栃木のグラウンドで行われた練習試合はメジャー4球団、アスレチックス、フィリーズ、パイレーツ、オリオールズのスカウトが視察したという。アスレチックスは米国人スカウトがわざわざ岩手の学校を訪れ、練習までチェックしたそうだ。メジャーのヤリ手代理人までゴソゴソやり始めたというから、注目度の高さがうかがえる。

居ても立ってもいられなくなったわたしは、先日、日本に飛び、情報提供者とともに岩手の大船渡まで行ってきた。他にスカウトの姿はなかったし、じっくりと練習を見ることができた。素材は申し分ない。腕の振りがしなやかで、なおかつ速い。脚力もあり、運動選手としてのセンスを感じた。

甲子園至上主義の野球学校にいるわけではないので、じっくりと体づくり、体力づくりをしていけば、素晴らしい投手になるだけのポテンシャルはあると感じた。データ重視の球団はおそらく、すぐにでも米国に連れて帰りたいと思うのではないか。わたしが唯一、気になったのは彼自身の考え方というか、目標設定に関してだ。

聞けば、佐々木はプロ野球選手になるのが目標で、将来のメジャー挑戦も視野に入れているという。ただし、最初からプロを志していたわけではない。当初、頭に描いていたのは別の職業で、どうやら周囲に注目されてからプロを目指すようになったらしい。

同じ岩手出身の大谷翔平(現エンゼルス)にしても菊池雄星(現マリナーズ)にしても、当初からプロが目標だった。ともに高校から直接、メジャーに挑戦したいと本気で考えていた。野茂英雄にせよイチローにせよ松井秀喜にせよ、これまでメジャーで活躍するような選手はみな、早い段階でプロを志していた。

中学生のころから野球をなりわいにしよう、野球で食っていこうと考えていた人と、そうでない人とでは野球への取り組み方や覚悟はおのずと異なる。早い時期から目標がしっかりと定まっていれば、それに向かって本気で努力をする。そういった意味で当初、プロ志向でなかった佐々木の意識や考え方は気になる。

 (メジャーリーグ覆面スカウト)



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draftkaigi at 07:03│ │高校 
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