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智弁和歌山からドラフト指名された選手は成功しない

2019年03月28日

3/28、日刊ゲンダイ30面より

1997阪神ドラフト1位 中谷仁
智弁和歌山高・捕手・18才

28日に登場する智弁和歌山の中谷仁監督(1997阪神1位)は、昨年8月に甲子園最多の68勝を挙げた高嶋仁監督(現名誉監督)の後任として、母校2代目の監督に就任した。高校3年時の97年夏に全国制覇し、同年ドラフト1位で阪神に入団。楽天、巨人と合わせて15年間プレーし、巨人のブルペン捕手も経験した。その中谷監督に名将の後を引き継ぐ重圧などについて聞いた。

記者
「名将の後を引き継ぐのは大変な決断だったのでは?」

中谷監督
「周囲に相談したら、やめときなはれという声が多かったです(苦笑い)。休みはありませんし、まして高嶋先生の後で比較もされる。そう考えたら、受けない方が穏便な生活ができるのは目に見えていましたから(苦笑い)。でも、覚悟を決めたのは、高嶋先生、理事長先生に声をかけてもらったことはもちろん、僕自身の罪滅ぼしでもあるんです」

記者
「罪滅ぼし?」

中谷監督
「智弁和歌山のプロ1号としてチャレンジさせてもらって、注目してもらえた中で結果を残せなかった。たとえば城島健司さん、阿部慎之助さんのように活躍して智弁の名前を売ることができればよかったですけど・・・。プロ野球人生が終わって、小さいことしかできないとは思いますが、学校や後輩、高校野球に尽くすという違う形で、何かできればと思ってます」

記者
「OBやファンからはいろいろな面で高嶋監督と比較をされる」

中谷監督
「比較され、ときに酷評され、また応援していただいたり・・・ということを想定する中で、智弁がずっと強いままで、次の3代目がやりやすい形でバトンを託せるように、施設や環境、チームのシステムを含めてきちんと構築したい。智弁がこの先も繁栄していけるように、裏方のような気持ちでやっているのが正直なところ。

勝利数は(高嶋前監督に)到底、及びませんし、そこを目標には置いていない。だから変なプレッシャーはありません。自分自身、プロに行っていろんな経験をさせてもらった。プロ15年間は酷評もされましたけど、ファンやマスコミからの重圧を経験して、打たれ強い人間になって智弁に帰ってきましたので(笑い)。後輩のため、智弁のため、という気持ちがブレることなくやりたいですし、もし僕がブレ出したら直接、言ってください(笑い)」

記者
「中学生の試合に足を運んでいると聞きました」

中谷監督
「智弁和歌山に行きたいと言ってくれる子は多いと思います。これまでは高嶋先生が中学生を見に行かれることはほとんどなかった。僕は目立つ方なので、あのぶっさいくなデカいやつは智弁の監督とちゃうか? というふうになればと(笑い)。監督が見に来ているということも大事だと思いますし、その中でアッという選手がいたりもする。見に行くのは関西中心です。強いチームとして和歌山県で、関西で愛されるためには甲子園で勝ち続けないといけない」

記者
「高嶋監督とはアプローチの仕方が違うと」

中谷監督
「こういうことをやると、高嶋先生だったら・・・とか、賛否両論あっていろいろ言われることは覚悟してます。でも、先のことを考えたら、僕がやらなきゃいけない立場なのかなと。00年夏以降は優勝から遠ざかっている。子どもが甲子園に強い智弁というイメージを持たないで入ってくる時代になってきていると思う。忘れられないうちに結果を出さないといけない。

それに加えて、子どもたちがこの先の人生を送る上で、智弁和歌山のOBはどのステージに行っても必要とされるというか、あそこの野球部の子だったら間違いないと、会社の採用担当者に思ってもらえるようにしたい。プロにしても、智弁出身者は大成しないと言われたりする。基本的に僕のインパクトが一番強いと思うんですけど(苦笑い)。

でも、あそこの野球の取り組み方は間違いないから指名しようと思ってもらえるような野球をしたいし、そうなったらうれしいですね」



下は1997ドラフトで阪神が指名した選手です。中谷仁は1位指名され入団。プロでの成績はこちら

阪神の1997ドラフト指名選手
1位中谷 仁智弁和歌山高捕手
2位井川 慶水戸商高投手
3位橋本 大祐富士大投手
4位坪井 智哉東芝外野手
5位山岡 洋之東北福祉大投手
6位奥村 武博土岐商高投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:03│ │高校 
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