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佐々木朗希(大船渡)にメジャーの影、関係者接触?

2019年04月06日

4/6、夕刊フジ45面より

佐々木 朗希 (大船渡高・投手)
189cm・右投右打・動画

今秋のドラフト会議で1位競合が確実視される最速157キロ右腕、大船渡高・佐々木朗希投手(動画)は5日から、今夏に行われるU18ワールドカップに向けた3日間の国際大会対策研修合宿(大阪市内)に参加する。

3月31日の作新学院との練習試合で日米18球団45人のスカウトを前に今年初実戦ながら自己最速に迫る156キロを叩き出したことから、佐々木の評判はうなぎ上り。合宿にもスカウト陣が大挙押し寄せることが予想される。

31日の練習試合では大リーグ球団のスカウトが佐々木の母、陽子さんに接触しようとスタンドを探し回っていた。大手代理人事務所の関係者がすでに大船渡市内の自宅を訪問したという情報もある。こうなると黙っていられないのが、ドラフトまで本人はもちろん、親族への接触を禁止されているNPB12球団のスカウト陣だ。

佐々木は2011年の東日本大震災で被災。父の功太さん(享年37)を津波で亡くし、陸前高田市の自宅を流されて大船渡市に移住。以降は女手ひとつで育てられてきた。現時点で進路をNPB球団に絞っている右腕は「メジャーへの思いは今はありませんが、これから先、その時その時で考えていきたい」と話す。

あるNPB球団のスカウトは「メジャーは何でもやってくる。3人兄弟の次男として育った佐々木に対して、家族へ金銭的な援助をしますよ、などと吹き込みかねない。家族に楽をさせたいという気持ちにつけ込まれたら・・・」と警戒感をあらわにする。

NPB側からの要請もあり、事態を重く見た日本高野連はMLBを通じて佐々木や親族への接触を控えるように通達した。しかし罰則規定はなく、実効性には疑問符がつく。NPBサイドは佐々木の実力が知れ渡るほど、いざとなれば手段を選ばないメジャーの動きに神経をとがらせることになる。



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