ドラフト会議情報局 2019高校生ドラフト候補 2019大学生ドラフト候補 2019社会人ドラフト候補
2019ドラフト指名予想 スカウト評価 12球団ドラフト情報まとめ ホームにもどる

岡田俊哉(2009中日ドラ1)、大学進学予定だった

2019年04月24日

4/23、日刊ゲンダイ31面「最強監督(智弁和歌山・高嶋仁)が語る甲子園」より

2009中日ドラフト1位 岡田俊哉
智弁和歌山高・投手

この連載の初回でも書きましたが、私が2008年にお遍路に行くきっかけになったのが、09年ドラフト1位で中日に入団した岡田俊哉(2009中日1位)です。当時は高校2年生でしたね。

入学当初は170センチそこそこで、いまは180センチ近くある。体が大きくなるにしたがって、球速も伸びてきた。高校時代は140キロ台後半は出ていましたね。でも、プロに行ったら140キロ出るか出ないかでしょう。なんででしょうねえ。本人には「早く億をもらえる投手になれ」とは言っているんですけど。

性格はといえば、とにかく気が強い。高校時代は個人プレーに走ることが多く、注意しても聞く耳を持たない。だから私もカッとなって、つい彼の足を蹴飛ばしてしまった。その日のうちに、和歌山県内にある彼の実家に行きました。親御さんに起こったことを全部説明して「責任は取ります」と頭を下げたんです。

すると、彼のお母さんが言うんですね。「いやいや、ちょっと待ってください。この子は親の言うことも聞かないんだから、監督からもっと言ってやってください」って。なぜ怒られたかは、本人が一番よくわかっていたと思います。

そんな岡田ですが、当初は大学進学予定でした。でも、私は意中の大学名を聞いて、「これはまずいな」と思った。その大学の野球部は、岡田なら練習しなくてもエースになれるレベル。私は高校から直接プロ入りすることには否定的で、大学に進学すべきという考えですが、“この大学では、むしろ岡田のためにならない”と判断したんです。

お遍路から帰ってきて、岡田と話をしました。「大学に行くんか?」と聞いたら、「行きます」と答えたものだから、「わかった。それやったら、もう公式戦で一球も投げさせんぞ。早稲田や慶応ならともかく、試験を受ければ即合格なんて大学はあかん。でも、プロに行きたいなら、責任を持っておまえを育てる。家に帰って親と相談してこい」と言ったんです。

岡田は家族会議の結果、高卒でプロを選んだ。そこからは練習態度も改善されて、ボールも速くなっていった。私もプロのスカウトに連絡して、「ウチの岡田は良い投手になりますよ」と伝えました。中日がドラフト1位で指名してくれたときは、本当にうれしかったんですよ。



上の記事は智弁和歌山名誉監督の高嶋仁氏が書いたものです。

下は2009ドラフトで中日が指名した選手です。岡田俊哉は1位指名入団。プロでの成績は
こちら

中日の2009ドラフト指名選手
1位岡田 俊哉智弁和歌山高投手
2位小川 龍也千葉英和高投手
3位中田 亮二亜細亜大内野手
4位松井 佑介東京農大外野手
5位大島 洋平日本生命外野手
6位諏訪部 貴大ホンダ投手
7位松井 雅人上武大捕手
8位吉田 利一奈良産大捕手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:02│ │中日 
ドラフトニュース検索