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西川遥輝(2010日ハム2位)、下位指名の予定だった

2019年04月25日

4/24、日刊ゲンダイ31面「最強監督(智弁和歌山・高嶋仁)が語る甲子園」より

2010日本ハムドラフト2位 西川遥輝
智弁和歌山高・外野手

日本ハムで活躍している西川遥輝(2010日ハム2位)は、高校時代からええ選手でした。いや、中学生、いやいや小学生の頃から、和歌山県内ではそれと知られた存在だったんです。

彼が中学時代、視察に行ったことがあります。当時はヒョロヒョロだったけど、野球センスは抜群。だからこそ、「ウチには来てくれないだろうな」と思っていました。あれぐらいのレベルの子は大体、特待制度のある学校に行きますからね。それがウチに来てくれたものだから、うれしさ半分、驚き半分でした。

とにかく野球が好きな子で、「うまくなるためには何々をしなければいけない」となると、脇目も振らずに黙々と練習する。一方で妙な勘の良さもあった。私は彼を怒ったことはほとんどありません。「監督、ぼちぼち怒りそうだな」と気配を察知するのか、いざ選手を怒る時はその場から消えているんですよ。

物おじしないのも、彼の長所です。プロに入っても、「オレの方が上や」って態度でしょう。智弁和歌山時代も、何かわからないことがあったら、「先輩、教えてください!」って感じでした。ウチは部員数が少ないので、先輩後輩の垣根があまりなかった事情もありますね。それがわかっててウチに来たのかなあ。

少なくとも、西川レベルの選手がウチに入ってきたことはほとんどないんですね。

彼は2017、18年と2年連続盗塁王になっていますが、高校時代から投手の癖を盗むのがうまかった。西川は3番打者。で1、2番が打っている時、ベンチで私が「あの投手はどうだ?」と聞くと、即座に「あ、いけます」と返ってくる。塁に出ると様子見すらせず、1球目から走って盗塁成功ですよ。

これはもうセンスですね。指導者が教えられないし、教えたところでできることでもない。そりゃあプロで年俸2億円をもらえますよ。

西川は2010年のドラフト2位ですが、これには私もちょっと耳を疑いましたね。ホームランバッターではない高卒野手は大体、下位指名じゃないですか。実際、プロのスカウトからも「西川を指名するとしても、下位になるかも」と聞いていましたから。

あとで日本ハムのスカウトに聞いたところ「凡打した時、打席から一塁までの到達タイムが一番だった。こういう選手はプロでも活躍できます」と言われました。


それはつまり、西川ほどの脚力なら凡打でも内野安打を狙えるし、守備のミスも誘える。さらに野球に対しても真摯に取り組んでいるから、伸びしろもある・・・ということなんでしょうね。



上の記事は智弁和歌山名誉監督の高嶋仁氏が書いたものです。

下は2010ドラフトで日本ハムが指名した選手です。2位指名・西川遥輝のスカウト評はこちら

日本ハムの2010ドラフト指名選手
1位斎藤 佑樹早稲田大投手
2位西川 遥輝智弁和歌山高外野手
3位乾 真大東洋大投手
4位榎下 陽大九州産業大投手
5位谷口 雄也愛工大名電高外野手
6位齊藤 勝セガサミー投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:01│ │日本ハム 
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