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ソフトB1位・甲斐野、新人記録に並ぶ10戦連続0封

2019年04月25日

4/25、西日本スポーツ1面より

2018ソフトバンクドラフト1位 甲斐野央
東洋大・投手・動画

早くも球史に名を刻んだ。1点リードの8回、ソフトバンク1位・甲斐野(動画)がマウンドに立ちはだかった。勝ちパターンの一翼を担う背番号20は、上位打線にもひるまない。2番・西浦を中飛、3番・吉田正を左飛に打ち取ると、4番・メネセスに対し最後は直球勝負。152キロを外角高めに決め、見逃し三振を奪った。

デビューから10試合連続無失点となり、1966年のドラフト制導入後の新人では1992年河本(ロッテ)、2002年飯島(ダイエー)、17年森原、菅原(ともに楽天)、有吉(ロッテ)に並ぶプロ野球記録となった。「タイ(記録)というのは聞きたくなかった。明日、打たれるやつじゃないですか。安定しているように見えても、僕の中ではたまたま」。

最速159キロ右腕にとっては、意識する由もない記録になった。開幕戦でプロ初勝利を挙げ、早くも8ホールドをマーク。順風満帆に見えるが「不安がないと僕はダメ。悩みがあるから考える。悩んでなんぼ」。

試合前練習では開幕以来、一人黙々と壁に向かってボールを投げ込む姿がある。リリースの感覚を養い、上半身が力む傾向があるフォームを、体全体で力を伝えられるようにする反復練習。常勝チームで過ごす日々を「いつも発見があるし、自分のレベルを上げられる」と語る。

けが人続出の苦しい状況下で、チームを支えている救援陣。開幕から無失点を続けていた森から「先に失点した方が丸刈りにする」という“賭け”を持ちかけられた。昨季のセーブ王とルーキー。実績からすれば圧倒的な違いがありながら、勝負が成立するのは実力を認められたからこそ。負けず嫌いの右腕は「丸刈りは絶対、避けます」と言い切っていた。

その賭けには勝ったものの「森さんが点を取られて、チームが負けてしまって・・・」と心底、悔しがった。「リリーフは打たれたら終わり。やりがいはあるけど、楽しいとは思えない」。東洋大時代から抑えを務めてきた右腕は、本音をのぞかせる。試練はどこかで、待っている-。そう言い聞かせながら、先人がことごとくはね返されてきた、11試合目の壁に挑む。

(4月24日 パ・リーグ オリックス 3-2 ソフトバンク)



下は2018ドラフトでソフトバンクが指名した選手です。1位・甲斐野君のスカウト評はこちら

ソフトバンクの2018ドラフト指名選手
× 小園 海斗    
×辰己 涼介    
1位甲斐野 央東洋大 投手
2位杉山 一樹三菱重工広島 投手
3位野村 大樹早稲田実高 内野手
4位板東 湧梧JR東日本 投手
5位水谷 瞬石見智翠館高 外野手
6位泉 圭輔 金沢星稜大 投手
7位奥村 政稔三菱日立PS 投手
育1渡辺 陸 神村学園高 捕手
育2岡本 直也 東農大北海道 投手
育3重田 倫明 国士舘大 投手
育4中村 宜聖 西日本短大付高 外野手


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