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佐々木朗希(大船渡)に5球団、ソフトバンク評価

2019年05月04日

5/4、サンケイスポーツ5面より

佐々木 朗希 (大船渡高・投手)
189cm・右投右打・動画

新時代の扉を開けた。大船渡高・佐々木朗希投手(動画)が、昨年9月の専大北上との岩手大会3位決定戦以来となる公式戦で貫禄たっぷりな投球を見せた。「久しぶりで緊張したけど、無失点で抑えられ、四球がなかったのが一番よかった」

4月の高校日本代表1次候補合宿で、高校最速163キロの剛球を披露した逸材の登場に、球場には過去最多の約2800人が詰めかけた。しかし、右腕が見せたのは普段と“別の顔”だった。

一回から力感の少ないフォームで、直球のほとんどが130キロ台。大きなカーブと落ちる変化球を織り交ぜ、選手9人で臨む県立高校の打線を手玉に取った。ソフトバンク、ヤンキース、ドジャースなど日米5球団のスカウトが投球を見守ったが、最速はメジャー球団のスピードガンが表示した87マイル(140キロ)にとどまった。

試合後、佐々木は「4、5割程度の力で投げた」と事情を明かした。実は4月中旬に受けた体組織の数値測定で「骨密度」の数値が低かったという。「骨や靱帯、関節などが(球速に)耐え得る大人の体ではない」と国保監督。成長途上、まだまだ伸びしろ十分な大器は「配球や緩急を考えて引き出しをつくれた」とすずしい顔で振り返った。

県大会出場を決め、次戦は6日の地区予選第一代表決定戦で高田と対戦する。迎えた「令和」の時代について「特に印象はないですね」とクールに応じた佐々木だが、あえてブレーキをかけたこの日の投球に、令和の主役になり得る実力が垣間見えた。

▼ソフトバンク・作山和英アマスカウトチーフ補佐
「(佐々木について)変化球の精度がよくなっていて、いろいろ試していた。ポテンシャルが高く、スケールの大きい選手」


(5月3日 岩手大会 大船渡 17-2 住田)




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draftkaigi at 06:05│ │ソフトバンク 
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