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DeNA、最下位低迷の元凶

2019年05月09日

5/9、日刊ゲンダイ30面より
また定位置に逆戻りか。4連敗中で最下位に沈むDeNA。4月には大型10連敗を喫し、借金は9に膨らんだ。投手陣が絶不調で、チーム防御率3.99、与死球14はリーグ最多。11本塁打のソト、9本塁打の筒香を擁しながら、打線も打率.232、出塁率.301、併殺29、犠飛1、盗塁7はすべてリーグワースト。淡泊な野球の典型だ。

就任4年目となるラミレス監督の責任論も再燃。初の監督業ながら、1年目の2016年に前年の最下位から11年ぶりのAクラスに浮上させた。翌年は3位から日本シリーズに進出して評価を上げたが、今やすっかり“独裁監督”。ある球界関係者は言う。

「選手の状態より、データや自身の感覚を優先する采配が、なまじ結果につながったことでエスカレート。采配の意図や起用理由の説明すらしなくなり、選手やコーチとの間に溝ができてしまった。昨季は、筒香が矢面に立って選手側の思いを代弁したものの、それが『筒香が選手の昇降を巡って監督に要望を出している』という噂になってチーム外にも流れ、三原球団代表が選手を集めて否定する事態にもなった。選手と監督の緩衝材役を担っていた光山バッテリーコーチ(現楽天コーチ)も、あまりの独裁ぶりに愛想を尽かして退団しました」

4位に終わった昨季のシーズン終了後、ラミレス監督は「すべての決断を私がしてきたがためにコーチの能力を生かしきれなかった。より良いチーム、より良い組織にするため、やはり私自身が変わらないといけない」と謝罪したが、負けが込むにつれて、再び没コミュニケーション状態になっているという。

そのコーチ側も問題山積だそうで、特に今季から指導者として復帰した三浦投手コーチは世間の印象とは少し温度差があるとか。

「現役バリバリのときは後輩の面倒見も良く、頼れる兄貴分的な存在だった。でも、年齢とともに衰えが著しくなり、16年に選手兼任コーチになると、選手と距離を置くようになった。コーチの肩書が付いたからかもしれないが、コーチとしても後進の育成より現役投手としての自分を最優先というところがありましたからね。選手やスタッフの中には、『三浦さんは変わった』と言う人間もいる。指導者1年目ということもあり、選手の信頼を得るには至っていないというのが実情です」(別の関係者)

セ・リーグで最も優勝から遠ざかっているDeNA。このままチームが空中分解なら、浮上は見えてこない。



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