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ドラフト目玉・佐々木朗希(大船渡)、故障疑惑浮上

2019年05月21日

5/21、日刊ゲンダイ29面より

佐々木 朗希 (大船渡高・投手)
189cm・右投右打・動画

「行く準備はできていましたが・・・」。大船渡の佐々木朗希(動画)は悔しさを噛み殺してこう言った。18日に行われた春季大会の釜石戦。佐々木は4番・右翼でスタメン出場したものの、一球も投げることなく、チームはサヨナラ負けで初戦敗退。東北大会出場はもちろん、8強進出で得られる夏の大会のシード権も逃した。

試合は、先発した和田が延長十回に力尽き、無死満塁からサヨナラ打を浴びた。国保監督は佐々木をマウンドに送るどころか、投球練習すらさせなかった。試合前のキャッチボールで外野手用のグラブを使っていたため、報道陣の間では、今日は投げないだろうと、もっぱらだった。

同監督は勝機があったにもかかわらず佐々木を投入しなかった理由について「登板させることも考えていたが、和田が一生懸命投げていた。勝ちを付けさせたいと思い、引っ張った」と説明。佐々木の故障に関しては「それはありません。(外野の)シートノックでも投げている」と、キッパリと否定した一方で「ちょっと遅れてきている」と調整遅れを認めた。

佐々木は4月のU18日本代表合宿で163キロを投じて以降、試合では球速を130~140キロ程度に抑えていた。4月に病院で検査を受け、骨や靱帯、筋力、関節が163キロに耐えられるレベルに達していないことが分かったからだという。

ただ、県地区予選を勝ち上がった後に行われた5月11日、12日の練習試合では今年初めて連投し、2日間で計9イニングを投げた。今大会に向けたデモンストレーションとの見方もあったが、マウンドに上がることすらなかった。地元マスコミ関係者が言う。

「九回ないし十回から佐々木を投入していれば、大船渡は勝てたかもしれない。夏の甲子園出場を目標に掲げる以上、シード権の確保は必要不可欠。決勝までの試合数が減るだけでなく、初戦で盛岡大付や花巻東といった強豪校とぶつかるリスクもなくなる。佐々木はもちろん、他の選手の負担も軽減されますから」

それでも佐々木を投入しなかったことで浮上しているのが故障疑惑だ。佐々木はU18合宿で163キロを投じたが、奥川(星稜)らトップクラスの選手に刺激を受け、張り切って投げたら163キロが出てしまった、という。

「昨秋の県大会で最速157キロをマーク。ひと冬越して、3月31日の作新学院との練習試合で150キロ台を連発した。163キロを投げた時にはリミッターが外れていたはずです。大谷翔平(エンゼルス)が日本ハム時代の16年、CSファイナルステージで救援登板。自己最速の165キロを投じた際に『肘が飛ぶかと思った』と言ったそうです。

 ただでさえ佐々木は体ができておらず、普段から極力、登板数を控えるなど、大事に育てられてきた。163キロを投じた際の肩や肘への衝撃は相当なものだったはず。U18の直後か、先日の連投テストをした直後かはわかりませんが、肩や肘に少なからず張りや違和感が生じている可能性はある。打者としては出場できても、投手としては投げられないような異変が起きているとしたら、登板しなかったことも納得できます」

とは、前出の地元マスコミ関係者だ。



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