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筒香嘉智(DeNA)、メジャー移籍のウワサ

2019年06月20日

6/20、日刊ゲンダイ30面より

2009横浜ドラフト1位 筒香嘉智
横浜高・内野手・17歳

メジャーは興味津々のようだ。18日の日本ハム戦、4番左翼でスタメン出場した筒香嘉智(2009横浜1位)のことである。ハマスタで行われたこの試合、ドジャースとダイヤモンドバックスのスカウトが視察に訪れた。

中でもDバックスのスカウトは、日本ハム、オリックスで投手コーチを務めたことがあるマイク・ブラウン氏。同氏は米国内のプロスカウトと、日本、韓国を中心としたアジア地区担当を兼務。ちなみに、DバックスとDeNAは、今年から業務提携を結んでいる。

両球団のスカウトとも、視察対象選手を明かさなかったが、筒香の存在は認識しており、2安打を放って勝利に貢献した「日本の4番」のプレーに熱視線を送っていたことは間違いない。

その筒香は、昨オフの契約更改の際、球団に19年オフ以降のポスティングによるメジャー挑戦の希望を伝えていた。かねてメジャー志向が強く、大きな故障がなければ今オフにも海を渡る可能性が高い。球団OBがこう話す。

「筒香はMLB経験のある腕利きのトレーナーと個人契約を結ぶなど、準備を進めている。球団も、譲渡金が絡んでくるため、筒香の米国内での評価を含め、マーケット調査を開始したようです」

筒香がメジャー挑戦を表明した場合、どんな評価をされるのか。メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏はこう解説する。

「日本人野手は投手と比べて成功例が少なく、高い評価を得づらい。ただ、ニーズがないわけではない。若返りを図り、年俸を削減しているチームは、若手が育つまでのつなぎ役が欲しい。打率・270、20本塁打、出塁率・340、OPS(長打率+出塁率)・850前後の成績が期待できる選手です。

 条件は2年700万ドル(約7.6億円)程度とみられるが、筒香の今季の成績及び、各球団の状況によっては、15年オフにツインズが朴炳鎬を獲得した4年1200万ドル(約15億円=当時レート)程度の条件を出す球団もあるかもしれません」


では、獲得する球団はどこか。友成氏が続ける。

「ドジャースは内外野ともに選手層が厚く、若返りを図るDバックスの方がまだ可能性はあるでしょう。指名打者制のあるア・リーグ球団の関心が高いのではないか。中でも貧打に苦しむインディアンスは外野の選手層が薄い上に、20本塁打が期待できる選手は3人は欲しいところです」。移籍の機運は高まりつつある。



下は2009ドラフトで横浜(現DeNA)が指名した選手です。1位指名・筒香嘉智のプロでの成績はこちら

横浜の2009ドラフト指名選手
1位筒香 嘉智横浜高内野手
2位加賀 繁住友金属鹿島投手
3位安斉 雄虎向上高投手
4位真下 貴之東海大望洋高投手
5位福田 岳洋四国九州IL香川投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 10:10│ │横浜DeNA 
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