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佐々木朗希(大船渡)、「大谷を超える」の声

2019年06月25日

6/25、サンケイスポーツ5面より

佐々木 朗希 (大船渡高・投手)
189cm・右投右打・動画

米大リーグで活躍する二刀流の大谷が、花巻東時代に記録した160キロを上回る剛腕。既に日本ハムが今秋のドラフト会議での1位指名を明言した逸材は、どこまで球速を伸ばせるのか-。筑波大の硬式野球部監督でもある川村准教授は大船渡・佐々木(動画)について「おそらく170キロは、割と早い段階でクリアするのでは」と予測した。

佐々木の投球フォームで真っ先に目に留まるのが、胸元まで高々と上げる左脚だ。川村准教授は「これだけ脚を上げてもぐらつかない。そこが彼のすごい強みだ」と語る。193センチの大谷と同じように、佐々木は190センチの長身。しっかりと軸足に体重を乗せて、「規格外」の投球にパワーを蓄えている。

体重移動も非常にスムーズだ。川村准教授は「股関節がよく動く。踏み出した足もぐらつかない。しっかりと止まり、お尻がぐっと上がるようにすることで、下半身の力が非常によくボールに伝わっていく。本当に理想に近い」。

ただ、上半身の使い方については、改善の余地はあるという。大谷の93キロと比較して、佐々木は80キロ台。まだまだ体の線も細い。川村准教授は「肘が上がってきてからのしなりがまだない。上半身のひ弱さみたいなのは目立っている。うまく鍛えていけば、さらに素晴らしいボールを投げられるんじゃないか」と語った。

佐々木は17歳で、伸びしろは十分にある。145キロ以上を投げる投手は、ボールをリリースするときの動きに差が出やすいという。川村准教授は「(佐々木は)少ない腕の動きでも、リリースの効率がいい」と太鼓判を押す。

大谷は日本ハム時代に、プロ野球最速の165キロをマーク。川村准教授は「間違いなく、大谷君より上にいくと思う。とてつもないポテンシャルがある。僕ら(研究者)から見ても、ここからどのくらい出せるくらいになるんだろう、というのは楽しみ」と“異次元”の存在だと認めた。



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