ドラフト会議情報局 2019高校生ドラフト候補 2019大学生ドラフト候補 2019社会人ドラフト候補
2019ドラフト指名予想 スカウト評価 12球団ドラフト情報まとめ ホームにもどる

スカウトが目を光らせるドラフト注目の大学生【その2】

2019年06月26日

週プレ 7月8日号より

杉尾 剛史 (宮崎産業経営大・投手)
173cm・右投右打・動画

全国の各リーグを勝ち抜いた大学が集うこの大会は、地方大学の躍進も見どころのひとつだ。そのなかで昨年、今年とシンデレラボーイ的な存在になったのが、技巧派右腕の宮崎産業経営大・杉尾剛史(動画)。全国的になじみのない大学だが、それもそのはずで昨夏に全国大会初出場を果たしたばかりの新鋭だ。

チームのグラウンドは併設校の鵬翔高校が優先的に使うため、全体練習は火曜と木曜の夕方、土曜の午前中だけという環境。1987年の創部以来、全国大会は縁遠かったが、その流れを大きく変えたのが杉尾の入学だった。

宮崎日大高時代は3年夏にエースとして甲子園に出場し、東京や九州の強豪大学から勧誘があった。だが、杉尾は「甲子園で初戦敗退し、宮崎の皆さんの期待を裏切ってしまった」という思いから、地元の大学を志望し入学した。

創部より監督を務めて33年目となる三輪正和監督が「ウチに来るなんて、嘘でしょう?」と驚いたように、大観衆の甲子園や強豪高校とは大きなギャップのある環境にあえて飛び込んだ。

自主練習への意識も低かったチームで「全国大会出場」「日本一」の目標を下級生時にぶち上げ、先輩たちを時には叱咤し、積極的に提案をした。そんな杉尾の熱意に周りも触発されて、朝練習が導入され、居残り練習に参加する選手の人数も約10倍に。選手たちの熱意は増していき、夜通し野球について熱く語り合う仲にまでなった。

そして初出場となった昨年は杉尾が全国常連の創価大を8回2失点に抑える好投などで8強入りに貢献し、今年は2試合連続で完投。東海大に延長戦の末、1-2で敗れたが、「球速以上の伸びがある」「同じ腕の振りでどの球種も投げられている」「相手を見て投球を自在に変えている」とスカウトや関係者から絶賛の声があふれた。

敗戦後は「県民の皆さまやチームメイトに申し訳ない」と目に涙を浮かべたが、その貢献の大きさは誰もが認めることだろう。

昨年の選手権の胴上げ投手、東北福祉大・津森宥紀(動画)は、準々決勝の佛教大戦で7回からリリーフするも3点のリードを守れず敗れた。だが、依然として評価は高い。サイドスローから最速149キロのストレートを投じ、変化球もカットボール、スライダー、チェンジアップ、ツーシームを駆使。相手に立ち向かっていく姿勢は見ていて爽快だ。

さらに走攻守三拍子がそろう捕手の東洋大・佐藤都志也(動画)、強豪を力強い投球で牽引する大阪商業大・大西広樹(動画)創価大・望月大希(動画)同・杉山晃基(動画)の本格派右腕3人も大きな注目を集めた。

そして最後にもうひとり、紹介せずにはいられない投手がいる。それが東海大九州キャンパス・小川一平だ。今年の選手権には未出場・・・というよりもチームの不祥事の影響で春のリーグ戦を辞退しており、出場のチャンスさえ与えられなかった。

それでも右腕から角度のある最速149キロのストレートを投じ、ブレーキの利いたチェンジアップと打者の手元で鋭く変化するカットボールは一級品。秋には必ず脚光を浴びることになるだろう。



杉尾君(宮崎産業経営大)のスカウト評はこちら

津森君(東北福祉大)のスカウト評はこちら

佐藤君(東洋大)のスカウト評はこちら

大西君(大阪商業大)のスカウト評はこちら

杉山君(創価大)のスカウト評はこちら



draftkaigi at 09:35│ │大学 
ドラフトニュース検索