佐々木朗希(大船渡)、広島・DeNA・日ハムの声
2019年06月29日
6/29、サンケイスポーツ6面より
早くも1位指名を表明した日本ハムで東北、北海道を担当する白井スカウトは昨年4月、大船渡高が金足農高と対した練習試合を視察するため、秋田へ足を運んだ。「衝撃でした。すごい球でした。足の上げ方、柔らかい腕の使い方。変化球もよかった」
半年後に1位指名する金足農の吉田輝星は登板しなかったが、2年生になったばかりの佐々木に目を見張った。軽いウォームアップをした後に、3番手で登板。スピードガンで球速を計ったところ、直球はすべて150キロ台をマークし、最速は154キロに達した。
佐々木を初めて見たのは1年夏の岩手大会。登板はせず、ブルペンでの投球だけだった。入学して3ヵ月あまり。「体はまだまだ細い感じで、1年時は(腕を伸ばしたまま投げる)アーム系だった」と記憶している。それが一冬越して、大きな変貌を遂げていた。
2年夏から本格的に佐々木を追いかけている広島・近藤スカウトは「スピードと質で大谷より上。スライダーのキレも大谷よりいい」と、大谷翔平の花巻東高時代より上回っていると断言した。イニング間にマウンドで軽めに投げる投球練習でも、常時145キロ前後をマークする。2000年から今年で20年目となるスカウト活動において「ダントツ。しかも公立で」と太鼓判を押す。
岩手・福岡高で夏の甲子園に出場経験のあるDeNA・欠端スカウトは「大きいのに運動神経がいい。細部にわたって行き届いている」と、バント処理、牽制球など投球以外の俊敏な動きも高く評価している。
「見るごとに衝撃を受けています。縁がつながるような活動をしたい」と日本ハム・白井スカウト。大船渡の岩手大会初戦は7月15日、遠野緑峰との2回戦。12球団のスカウトや幹部は佐々木を見るため、花巻球場に集結する。
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佐々木 朗希 (大船渡高・投手) 189cm・右投右打・動画 |
早くも1位指名を表明した日本ハムで東北、北海道を担当する白井スカウトは昨年4月、大船渡高が金足農高と対した練習試合を視察するため、秋田へ足を運んだ。「衝撃でした。すごい球でした。足の上げ方、柔らかい腕の使い方。変化球もよかった」
半年後に1位指名する金足農の吉田輝星は登板しなかったが、2年生になったばかりの佐々木に目を見張った。軽いウォームアップをした後に、3番手で登板。スピードガンで球速を計ったところ、直球はすべて150キロ台をマークし、最速は154キロに達した。
佐々木を初めて見たのは1年夏の岩手大会。登板はせず、ブルペンでの投球だけだった。入学して3ヵ月あまり。「体はまだまだ細い感じで、1年時は(腕を伸ばしたまま投げる)アーム系だった」と記憶している。それが一冬越して、大きな変貌を遂げていた。
2年夏から本格的に佐々木を追いかけている広島・近藤スカウトは「スピードと質で大谷より上。スライダーのキレも大谷よりいい」と、大谷翔平の花巻東高時代より上回っていると断言した。イニング間にマウンドで軽めに投げる投球練習でも、常時145キロ前後をマークする。2000年から今年で20年目となるスカウト活動において「ダントツ。しかも公立で」と太鼓判を押す。
岩手・福岡高で夏の甲子園に出場経験のあるDeNA・欠端スカウトは「大きいのに運動神経がいい。細部にわたって行き届いている」と、バント処理、牽制球など投球以外の俊敏な動きも高く評価している。
「見るごとに衝撃を受けています。縁がつながるような活動をしたい」と日本ハム・白井スカウト。大船渡の岩手大会初戦は7月15日、遠野緑峰との2回戦。12球団のスカウトや幹部は佐々木を見るため、花巻球場に集結する。
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