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2019高校生のドラフト候補展望(夕刊フジの見解)

2019年07月03日

7/3、夕刊フジ25面より
今秋のドラフトは、史上最多の10球団入札もささやかれる大船渡の最速163キロ右腕、佐々木投手(動画)への評価が突出している。高校生で佐々木に続くのが、星稜・奥川(動画)創志学園・西(動画)横浜・及川(動画)の各投手。この夏を経て佐々木+ビッグ3の構図に変化は起きるのか。

あるスカウトは「昨年日本ハムにドラフト1位指名された吉田輝は、夏の地方大会前まで全国的にはほぼ無名の存在だった。夏の地方大会が本格化する今月から第2の吉田輝星を探すよ」と鼻息が荒い。

候補の一人が、昨秋の高校日本代表1次候補に北海道勢で唯一選出された東海大札幌・小林投手(動画)。6月30日の札幌地区Bブロック代表決定戦・札幌旭丘戦の6回から登板し、1イニングを無安打2三振。身長183センチ、86キロの体格から最速150キロを投げ込む。

小学6年時にファイターズジュニアとしてプレーした経験があるため、日本ハムをはじめとした複数球団が注目している。

広島の育成選手・岡林飛翔を2歳上の兄に持つ菰野・岡林勇希(動画)は、小林と同じく高校日本代表1次候補に選出された。強い腕の振りから最速150キロの直球と多彩な変化球を操る剛腕だ。

有明の浅田(動画)も将来性を期待されている。身長181センチ、85キロの体格から繰り出す速球だけでなく、高校通算28本塁打を誇る打力への評価も高い。

興南の最速149キロ、宮城(動画)は希少な速球派の左腕として1位指名も取り沙汰される。身長173センチと上背こそないが、体がたくましさを増すにつれて球速も150キロをうかがえるところまでアップ。1年時から実質的なエースとして強豪のマウンドに立ち続けた経験も大きくプラスになっている。

6月2日に異例の速さで日本ハムが1位指名を公言し、同30日の練習試合には8球団21人のスカウトが詰めかけた佐々木への評価は高止まり。今春センバツで履正社との初戦で17奪三振完封と衝撃的な投球を見せた奥川は、準地元である北陸で販路を広げたい親会社を持つ中日の1位指名が確実視されている。

最速153キロ左腕の及川、昨夏の甲子園大会の創成館戦で16奪三振の快投を演じた西の両腕の1位指名を検討する球団もある。この夏の終わりにドラフト地図がどう変化するか。前出のスカウトは「今年のドラフトは佐々木で競合した後の外れ1位が本番」と話す。各球団はそこの選定に力を注いでいる。



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