白川恵翔(池田)プロ志望、最速143キロの速球武器
2019年07月05日
7/5、スポーツニッポン6面より
粗削りな才能が山あいの町で確かな輝きを放つ。最速143キロながら、浮き上がるような軌道を描く。
1982年夏、83年春の甲子園大会を連覇したOBの水野雄仁(1983巨人1位)を彷彿させるがっしりとした体格で「阿波の金太郎二世」の異名を取る池田の白川(動画)は「プロに行きたい。そのためにも甲子園の舞台に立ちたい」と明確な目標を掲げた。
昨秋の徳島大会後に腰椎分離症を発症。本格的な投球練習から遠ざかった約5ヶ月間は学校の裏山を登る「山ラン」や短距離ダッシュなどで徹底的に下半身を強化。最後の夏を前に「ホップする感じを意識している」という真っすぐの質は理想に近づきつつある。
徳島県東みよし町の自宅から学校まで30分程度だが「練習時間を確保したい。汽車の時間が限られているので」と寮生活を選択した。洗濯、掃除などは自分でする集団生活。「将来的には自分の役に立つ」と高い志を胸に自立した。
池田は2014年センバツに出場したが、夏の甲子園は自身が生まれる前の1992年が最後。それでも当時の戦いを動画で見て「このユニホームで甲子園に出ることが憧れ」と話す。86年選抜優勝メンバーの井上力監督からも「勝敗を決めるのは彼」と全幅の信頼を置かれる。完全開花の時は来た。
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白川 恵翔 (池田高・投手) 179cm・右投右打・動画 |
粗削りな才能が山あいの町で確かな輝きを放つ。最速143キロながら、浮き上がるような軌道を描く。
1982年夏、83年春の甲子園大会を連覇したOBの水野雄仁(1983巨人1位)を彷彿させるがっしりとした体格で「阿波の金太郎二世」の異名を取る池田の白川(動画)は「プロに行きたい。そのためにも甲子園の舞台に立ちたい」と明確な目標を掲げた。
昨秋の徳島大会後に腰椎分離症を発症。本格的な投球練習から遠ざかった約5ヶ月間は学校の裏山を登る「山ラン」や短距離ダッシュなどで徹底的に下半身を強化。最後の夏を前に「ホップする感じを意識している」という真っすぐの質は理想に近づきつつある。
徳島県東みよし町の自宅から学校まで30分程度だが「練習時間を確保したい。汽車の時間が限られているので」と寮生活を選択した。洗濯、掃除などは自分でする集団生活。「将来的には自分の役に立つ」と高い志を胸に自立した。
池田は2014年センバツに出場したが、夏の甲子園は自身が生まれる前の1992年が最後。それでも当時の戦いを動画で見て「このユニホームで甲子園に出ることが憧れ」と話す。86年選抜優勝メンバーの井上力監督からも「勝敗を決めるのは彼」と全幅の信頼を置かれる。完全開花の時は来た。
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