144キロ右腕・佐藤真一(嬬恋)、トラック運転手に
2019年07月10日
7/10、日刊スポーツ7面より
140キロ超を連発したが、今日で野球は終わり。嬬恋(群馬)の2番手で登板した佐藤真一投手は「高校までです。うちが厳しいんで」と未練を感じさせなかった。
先発・黒岩広が4回に4点目を失い、なお1死一塁で中堅からマウンドに上がった。力強く腕を振り、後続を断った。9回まで0を重ねるうち、打線が1点差まで追い上げたが、そこまで。5回2/3、2安打無失点。敗れはしたが「持ち味の直球で勝負できました。今日が一番よかった」と言えた。
最速144キロ右腕は、大学からも興味を持たれている。だが「トラック運転手になりたい。昔からの夢。父がやっていて。憧れてました」と純一さんに続く道を選ぶ。
男子部員は15人。3年生が抜けると6人しか残らない。「小さい学校に地元のメンバーが集まった。チームワークは負けません」。来夏も単独で出場できることを願いつつ後輩たちに託した。
(7月9日 群馬大会1回戦 利根商 4-3 嬬恋)
佐藤真一 (嬬恋高・投手) 175cm・右投右打・動画 |
140キロ超を連発したが、今日で野球は終わり。嬬恋(群馬)の2番手で登板した佐藤真一投手は「高校までです。うちが厳しいんで」と未練を感じさせなかった。
先発・黒岩広が4回に4点目を失い、なお1死一塁で中堅からマウンドに上がった。力強く腕を振り、後続を断った。9回まで0を重ねるうち、打線が1点差まで追い上げたが、そこまで。5回2/3、2安打無失点。敗れはしたが「持ち味の直球で勝負できました。今日が一番よかった」と言えた。
最速144キロ右腕は、大学からも興味を持たれている。だが「トラック運転手になりたい。昔からの夢。父がやっていて。憧れてました」と純一さんに続く道を選ぶ。
男子部員は15人。3年生が抜けると6人しか残らない。「小さい学校に地元のメンバーが集まった。チームワークは負けません」。来夏も単独で出場できることを願いつつ後輩たちに託した。
(7月9日 群馬大会1回戦 利根商 4-3 嬬恋)
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