前佑囲斗(津田学園)、阪神「春よりキレ良くなった」
2019年08月08日

前 佑囲斗 (津田学園高・投手) 183cm・右投右打・動画 |
成長した姿を見せつけた。津田学園の最速152キロ右腕・前(動画)が7安打1失点11奪三振、160球で完投。7日が41歳の誕生日だった佐川竜朗監督に勝利をプレゼントした。「序盤はコントロールが悪かった。(自己採点は)40点くらい」。お立ち台では物足りない表情を見せたが、力強い投球で静岡打線を圧倒した。
今春センバツは初戦で龍谷大平安に延長11回の末に惜敗。終盤に球威が衰えた反省からウエートトレニーングの量を増やし、下半身や手首を強化した。「センバツで悔しい思いをしたので、勝てて良かったです」。
この日の最速は145キロながら、視察した阪神・熊野スカウトは「春に比べて体が大きくなり、キレも良くなった」と評価した。
直後の試合で星稜・奥川が3安打完封。同じ高校ジャパン候補として刺激を受けないはずがない。2回戦では5本塁打を放った履正社と対戦。「力のあるバッターばかりだと思うけど、低めに投げれば抑えられると思う」。冷静な口調に自信をにじませた。
(8月7日 甲子園大会1回戦 津田学園 3-1 静岡)


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│阪神