ドラフト会議情報局 2019高校生ドラフト候補 2019大学生ドラフト候補 2019社会人ドラフト候補
2019ドラフト指名予想 スカウト評価 12球団ドラフト情報まとめ ホームにもどる

甲子園ドラフト候補総括(日刊ゲンダイ)

2019年08月14日

8/14、日刊ゲンダイ終面より
「ウチのドラフト用のリストに名前が載っている選手で、甲子園に出てきたのはたったの16人。3校に1人いる程度だからね。それでもリスト漏れしたのがいても不思議じゃないと、ブルペンの控え投手までチェックしたけど、あまりにもいないんで喫煙所に行く回数が増えて仕方なかったよ」

こう言うのは在京球団のさるスカウト。夏の甲子園の対戦がひと回りした12日、新幹線で帰京した直後のセリフがこれだ。

今年は不作を通り越して凶作だった」とすら言うのだが、そんな中、ネット裏の評価を上げた選手は2人。ともにセンバツに続いての出場で、ひとりは星稜の奥川恭伸(動画)、もうひとりは津田学園の前佑囲斗(動画)だ。

まずは奥川。「間違いなくドラフト1位候補に入る。真っすぐが速い上に、しっかりと球を押し込めている」と言うのはDeNA・吉田スカウト部長

楽天・福田プロアマスカウトアドバイザーはこう言った。「ストレートの質、制球を含めて総合力が高く、ほぼ完成品といっていいのではないか。プロでも早い段階から使えると思う。甲子園では登板間隔が詰まった中でも、体力面でどれくらいのものを見せられるか見てみたい」

日本ハム・山田スカウト顧問「センバツと比べても成長しているように見えた」とこう続ける。

「春は攻め一辺倒のピッチングでしたけど、今回はメリハリをつけ、走者を背負ってからギアを上げているように見えた。ペース配分を考え、抜くところは抜いているように感じました。それと春はあまりインコースを攻めてなかったのに、今回はアウトコースとインコースを使い分けていた。上というか、今後を見据えたピッチングをしている気がします」

今年の高校生では大船渡の佐々木朗希が1番人気。複数球団の1位指名が確実視されている。奥川に対しては中日が1位指名を検討しているともいわれるが、今大会でさらに成長した姿を見せたことで佐々木から奥川に乗り換える球団が出てきたとしても不思議ではない。

岩手大会決勝の登板を回避して改めて体力面の不安を露呈した佐々木に対して、奥川は福田プロアマアドバイザーが指摘するように「完成度」で佐々木を上回っているからだ。

初戦の静岡戦で11三振を奪った津田学園・前の評価もうなぎ上りだ。

「体重移動がスムーズだし、バランスのよいフォームで投げています。ストレートの最速は144~145キロ、平均すると140キロ前後ですが、フォームと素材がよいので、鍛え方次第で球速は5、6キロアップする可能性があります。先が非常に楽しみな投手だけに、ドラフト3位以内で指名されるかもしれません」とは日本ハム・山田スカウト顧問

オリックス・由田スカウト「ストレートは角度があって、ベース上で伸びているように見える。昨年の吉田輝星(現日本ハム)のようなイメージがあります」と話す。冒頭のスカウトによれば、大会前の時点での評価はドラフト下位指名クラスだったとか。それが「3位以内」や「吉田輝星」クラスならこちらも夏の大会でプロの評価を上げたクチだ。

しかし、奥川と前以外の評価となると芳しくない。

「奥川の女房役の星稜・山瀬慎之助(動画)は強肩強打の上位指名候補という触れ込みだったけど、打つ方がセンバツ時より悪くなっている。同じく捕手の智弁和歌山・東妻純平(動画)中京学院大中京・藤田健斗(動画)、遊撃では八戸学院光星・武岡龍世(動画)花咲徳栄・韮沢雄也(動画)らもチェックすべき野手。けれども、まとまってはいるが、足や肩で目を見張るようなものがなかった。

投手で霞ケ浦・鈴木寛人(動画)花巻東・西舘勇陽(動画)筑陽学園・西舘昂汰(動画)智弁和歌山・池田陽佑らも含めてドラフトされるとしても5位以下の下位指名でしょう」
とは冒頭の在京球団スカウト

「リストに載った選手は他に何人かいるけど、大学に進学するのも何人かいると聞いています。大学で芽が出るようならそれから指名しても遅くないし、進学をわざわざひっくり返してまでプロに引っ張りたいような選手はほとんどいない」と言う。


2019高校生のドラフト候補一覧はこちら

2019大学生のドラフト候補一覧はこちら

2019社会人のドラフト候補一覧はこちら

2019ドラフト指名予想はこちら

12球団ドラフト情報まとめはこちら


draftkaigi at 07:28│ │高校 
ドラフトニュース検索