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奥川恭伸(星稜)、評価高騰でドラ1競合確実に

2019年08月20日

8/20、サンケイスポーツ1面より

奥川 恭伸 (星稜高・投手)
182cm・右投右打・動画

グラウンドに星稜ナインのはつらつとした声が響く。その中心で最速154キロ右腕・奥川(動画)が、20日の準決勝(対中京学院大中京)に向けて臨戦態勢を整えた。

「(体は)軽くはなっていないですけど、投げられる状態にあるということはキャッチボールで十分、分かりました。あした(20日)はどういう形で登板になるか分からないですけど、任されたところで仕事をしたい」

17日の3回戦(対智弁和歌山)は延長十四回の死闘で、奥川は165球で1失点完投。1973年の作新学院・江川卓に並ぶ1試合23三振を奪った。前日18日の準々決勝(対仙台育英)は疲労も考慮されてベンチスタートだったが、仲間がチーム歴代最多となる22安打17得点と奮起して“温存”させてくれた。

「(他校のエースより)アドバンテージはあるかな。昨日の1試合は完全にオフだったので大きい。(疲れは)言い訳にはならない」。疲れは抜けきっていない状態だが、4強入りしたチームのエースで、準々決勝に登板しなかったのは奥川だけ。中2日の優遇措置。あとは結果で応えるしかない。

奥川は大船渡・佐々木朗希、横浜・及川雅貴、創志学園・西純矢とともに『高校生四天王』と呼ばれ、ただ一人、甲子園出場を決めた。佐々木と明大・森下暢仁投手が注目されていたが、奥川の評価は今大会の活躍でさらに上昇。

12日にスカウト会議を開いた阪神では、畑山統括スカウトが「彼だけが(甲子園に)出てきた。付加価値としては、僕は大きいものがあるんじゃないかと思っている」と高く評価した。

奥川が7日の1回戦(対旭川大高)で完封した際、楽天・後関スカウト部長は「高校生の中で、来年プロで一番やれそうな投手。もちろん1位候補」とほれ直し、西武・渡辺GMは「1位で何球団か重複することになるだろう」と争奪戦を予想した。

プロ野球球団の編成幹部は、49の代表校の注目選手が初戦を終えた後に一度、甲子園を離れるケースが多い。だが、ロッテは永野チーフスカウトが星稜の3回戦を視察。異例の準決勝視察も決め「この舞台で、ぜひ見たい」と心待ちにした。

この日の奥川はキャッチボールなどで調整。登板前日にブルペン入りしないルーティンや口ぶりで、奥川から漂うのは登板へのGOサインだ。打撃練習中、右手でバットを立てるイチローポーズを披露するなどリラックスムード。残りは最大2試合。まずは目の前の一戦に全てをぶつける。

「(決勝のことは)全く考えない。まずは、あしたの試合をしっかりと勝つことだけを目標にして一戦一戦、戦っていくしかない」。令和最初の甲子園。日本中が注目する大舞台で、大会のみならず、世代ナンバーワンの力を示す。



奥川君のスカウト評はこちら

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