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高校日本代表、先発は佐々木朗希(大船渡)

2019年08月26日

8/26、スポーツニッポン4面より

佐々木 朗希 (大船渡高・投手)
189cm・右投右打・動画

U18高校日本代表の大船渡・佐々木朗希投手(動画)が26日の大学日本代表との壮行試合(神宮)に先発することが25日、発表された。相手先発は大学No・1右腕の明大・森下暢仁投手(動画)で、今秋のドラフト1位が確実視される両腕の対決が決まった。

「第29回WBSC U18(18歳以下)ワールドカップ」(30日開幕、韓国・機張)前の最後の実戦。佐々木は無失点投球を誓った。

記者会見に臨んだ佐々木は、強い覚悟を口にした。「世界大会で勝つには、大学代表にも勝つぐらいじゃないといけない。世界につながるようなピッチングがしたい。まだ世界一になっていないので、このメンバーで必ず世界一を獲るという気持ち」

大会本番前最後の実戦登板は、最速154キロを誇る大学No・1右腕の森下との先発対決となった。森下の印象を問われると「全てにおいて完成度が高くて、今プロに入ってもすぐに通用する選手」と真剣な表情。動画で投球フォームを参考にしたこともあるほど尊敬する。

それでも目標の世界一へは越えなければいけない壁だ。「無失点に抑えたい。無失点に抑えれば世界大会でも通用する」と挑戦状を叩きつけた。

高校、大学のドラフト候補が集結する一戦だけに、ネット裏には各球団の幹部を含めスカウトが大集結する。初めてプロの本拠地球場での登板に加え、緊張感のある中での登板は、佐々木にとって、W杯へ向けた最大のリハーサルとなる。

午前中は都内のグラウンドで練習を行い、星稜の奥川と今合宿初対面した。24日の駒大との練習試合で1カ月ぶりに実戦登板した疲労を考慮し、キャッチボールも行わない完全ノースローだった。同じく別調整の奥川と2人で会話を交わしながら、ストレッチなどに取り組んだ。

球場のポール間走では、佐々木が4本行ったのに対して奥川が10本。佐々木は改めてライバルの実力を感じ「一緒に野球ができることをうれしく思うし、この期間で学べるところを学びたい」と語る。奥川も「髪が長くなったな」と印象の変化を笑いつつ「(佐々木に)ずっと会いたいな、と思っていて会えてうれしかったし、また頑張りたいなと思った」と口にした。

永田裕治監督は「本人の状態も考えてスタッフと相談して決めた」と説明。佐々木は先発で2回から3回を任される予定だ。岩手大会決勝では投げずに敗退した。「高校野球を完全燃焼したい。日本代表に選ばれたからには世界一になりたい」。代表でチームに貢献するために、佐々木は腕を振る。



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