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佐々木朗希(大船渡)投げられない! 世界一ピンチ

2019年08月28日

8/28、スポーツ報知3面より

佐々木 朗希 (大船渡高・投手)
189cm・右投右打・動画

U-18ワールドカップに出場する、高校日本代表の佐々木朗希投手(動画)が右手中指のマメのため、当面ノースローで調整することが27日、分かった。

本紙評論家・堀内恒夫氏によると、マメができた場合のノースロー期間は一般的には1週間程度。日本の切り札が、オープニングラウンドでは登板できない可能性が出てきた。高校日本代表はこの日、国内合宿を打ち上げ、28日に韓国入りする。

テープを巻いた右手中指を隠すように、佐々木は赤いタオルを持ったままメニューを消化した。奥川恭伸投手とともに、別メニューでポール間走などで汗を流した。キャッチボールにも加わらず、完全ノースロー。佐々木は「(マメは)そんなにできない。(違和感は)投げてる分にはないです。無理しないで万全の状態に持っていきたいと思います」と普段通り淡々と話した。

異変が襲ったのは26日に行われた「U-18ワールドカップ壮行試合」の、試合前だったという。ブルペンから違和感を感じ、1回を投げ終えたところで、医師の判断も仰いだ上で大事を取って降板した。予定は2イニングだったという。

高校日本代表チームで広報を務める日本高野連の竹中雅彦事務局長は「血マメと言ってましたね。やめといた方がいいだろうと。(完治?)個人差があるので。(当面ノースロー?)そうなると思います」と説明した。

高校日本代表にとっては、暗雲といわざるを得ない。どの治療法を選ぶかによるが、1週間程度は登板が難しいと考えた場合、復帰時期として考えられるのは9月5日に始まるスーパーラウンド。同1日の米国戦、同2日の台湾戦など、オープニングラウンドのヤマ場では登板できないことも十分にある。

今後に関しては「投げてみないと分からないところもある」と話したように、不確定要素も多いが楽観できる状況ではない。チームはこの日、国内合宿を打ち上げ。永田裕治監督は「コミュニケーションを取れたのが収穫。体調を整えて、一戦必勝で頑張りたいと思います」と抱負を語ったが、投手起用については「まだこれから」と話すにとどめた。

オープニングラウンドでも、上位チームとの対戦結果は順位決定に影響する。163キロ右腕の一日も早い回復に期待するしかない。



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