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スカウトの逆襲、メジャーが本気で狙っている高校生

2019年09月09日

9/9、日刊ゲンダイ29面「スカウトの逆襲」より
「日本のオクガワ(奥川恭伸)にはビックリしたよ。ササキ(佐々木朗希)は100マイル(161キロ)の速球を投げる高校生として有名だけど、他にもこんなにスゴい高校生がいるとは・・・」。米5日早朝、日本の奥川がカナダ戦で18奪三振をマークした直後のことだ。韓国のU18W杯を視察する同僚からこんなメールが届いた。

「ま、アジアのナンバーワン投手はおそらくササキだろうがね」と、ご丁寧にも佐々木がブルペンで投球練習をする動画まで添付してきた。韓国にはメジャー30球団のスカウトが足を運んでいる。アジア地区担当以外にも米国、中南米などの担当スカウトもネット裏から熱視線を送っているが、佐々木と奥川は今大会の目玉として評価されているようだ。

しかし、日本のトップクラスの高校生は卒業後、母国のプロ野球界に進むため、日本は草刈り場にならない。我々が狙うのは、あくまでも日本球界を経て完成品になった選手たちだ。

韓国にも素質のある高校生は多いが、彼らもまた、卒業後は母国のプロ野球界に行く。昨今の韓国球界は景気がいい。年に3億、4億と稼ぐ選手も出てきたし、プロ入りする際の契約金には税制上の優遇措置もある。我々が本腰を入れて狙っているのは日本でも韓国でもなく、台湾の高校生たちだ。

台湾球界はプロ球団が4つしかないうえ、レベルも決して高いとはいえない。トップクラスの高校生の多くは卒業後、日本のプロ野球やメジャーにチャレンジすることになる。メジャー球団は右腕の李晨勲や陳柏毓を筆頭に1、2年生を含めた選手数人に目をつけている。

ところで、わたしは今回、米国で留守番だ。メジャーはいま、スカウト受難の時代を迎えていると、これまでに何度か書いた。その傾向にいよいよ拍車がかかっている。例えばメッツはごく最近、12人のプロスカウトを3人に減らした。アストロズもプロスカウトは2人しかおいていない。

データ野球全盛で、各球団ともGMがパソコンではじき出した数字をもとにチーム編成を行っている。そうやってチームづくりをするアストロズやドジャースやカブスが毎年のように結果を出しているだけに、我々はいよいよ居場所を失いかねない。

データもむろん重要だが、選手の実力は数字だけで判断できない。わたしは性格というか人間性も加味してこその実力だと思っているし、それを把握するためにも現場に足を運び続けるつもりでいる。(メジャーリーグ覆面スカウト)



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