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森下暢仁(明治大)に11球団集結、広島が高評価

2019年09月15日

9/15、サンケイスポーツ5面より

森下 暢仁 (明治大・投手)
180cm・右投右打・動画

東京六大学野球が開幕して1回戦2試合が行われ、リーグ連覇を狙う明大は延長十二回、4-2で東大を下した。今秋のドラフト1位候補右腕、森下暢仁投手(動画)は12回を7安打2失点で投げ抜く完投で、通算14勝目を挙げた。

緊張の秋季リーグ開幕戦は、東大を相手にまさかの延長戦突入。しかし森下は延長十一回でも152キロの力強い直球を投げ、勝利をもぎ取った。「勝てたのはチームにとってよかった。打者陣が早い段階で東大の投手陣を崩せず、先制されたのが反省点。最後は抑えるしかないと思った」

四回に石元にカットボールを右翼席に運ばれ、先制点を与えた。六回に5番を打つ自らの同点二塁打などで勝ち越したが、八回に東大に同点とされた。

「変化球がまだまだ。抑えないといけないところで、できなかった」と渋い表情で反省しながら、もう一本は許さなかった。12回、154球を投げて7安打2失点。15三振を奪い、苦しい中での粘り強さも示した。

主将として臨んだ春のリーグ戦で、5季ぶり40度目の優勝。6月には、38年ぶりとなる全日本大学選手権制覇へもけん引した。リーグ戦優勝と明治神宮大会優勝との四冠に挑む秋のリーグ初戦。試合前には、意外な“重圧”と戦っていた。

開会式では、慣例で前シーズン優勝校の主将が務める選手宣誓で、途中言葉に詰まってしまった。数日前から文言を考え、呪文のように暗唱してきたが、6000人の観衆の前でスラスラ・・・とはいかず。「(投球に)関係はない」と苦笑いした。

7月の日米大学野球では、日本代表として米国代表を相手に5回9奪三振でMVPに輝いた右腕。今秋のドラフトでは大船渡高・佐々木、星稜高・奥川、そして森下の3投手に1位指名が集中するとみられる。この日は11球団が視察広島・苑田スカウト統括部長は「上(プロ)でローテーションでずっといけると思う」と改めて評価した。 

(9月14日 東京六大学野球 明治大 4-2 東京大)



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draftkaigi at 07:06│ │広島 
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