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2019ドラフト展望(夕刊フジの見解)

2019年10月04日

10/4、夕刊フジ27面より 
最速163キロ右腕、大船渡高・佐々木朗希投手(動画)が2日に岩手県大船渡市内で会見を行い、プロ志望届を日本高野連に提出したことを明らかにし、「12球団どこでも頑張りたい」と全球団OKの姿勢を示した。6月に日本ハムが異例の早さで1位指名を公言するなど熱い視線が集まっているが、いったい何球団が指名することになるのか。

「憧れの選手はいません。高校1年の冬からプロでやりたいと考えるようになった。子どもたちに夢と希望を与えられるような選手になりたい」と、詰め襟姿で30社79人の報道陣と15台のテレビカメラを前に決意を語った。

巨人・原辰徳監督はこの日の取材に「すばらしい素材と聞いている。映像も見ている。あとは奥川? 森下? 一気に3人獲れるなら獲りたいね」と同じくドラフトの目玉とされる星稜・奥川恭伸投手(動画)明大・森下暢仁投手(動画)の3人獲りという夢を口にした。

今ドラフトは原監督の見立て通り、素質では最高峰の佐々木、高校生ながら完成度が高い奥川、即戦力度No.1の森下の3人が中心だ。

すでに1位指名を公言済みの日本ハムに加え、佐々木指名が有力なのはソフトバンク。日本ハム同様、その年に最も素質があるとみた選手を競合を辞さずに指名する。楽天も石井一久GMが8月末の高校日本代表対大学日本代表の壮行試合を視察した際、「スカウトの方は今(佐々木に)決めてもいい、と言っていました」と球団スカウトの意見が佐々木で一致していることを明かした。

一方、奥川指名が有力視されるのは、近年親会社の販促地域出身選手を逃さず指名してきた中日、本拠地甲子園のスターにぞっこんの阪神、2014年ドラフト3位で指名した星稜高出身の岩下大輝投手に戦力としてのメドが立ちつつあり、近年甲子園のスターを競合しつつゲットしてきたロッテ

また、その年の補強ポイントをドラフトで補おうとする傾向があるヤクルト、大卒、社会人の即戦力投手への指向が強いDeNA広島西武オリックスは、森下と社会人JFE西日本・河野竜生投手(動画)に分かれるとみられる。

他球団のスカウトを「本当に最後まで読めない」と戸惑わせているのが巨人。楽天と同じくスカウトからは佐々木を推す声が大きいが、昨年も吉田輝星投手で決まりかけていたところから、原監督の鶴の一声で根尾昂内野手に変更した。

3日からはロッテとヤクルトを皮切りに、佐々木との面談を希望する球団のスカウトが大船渡高を訪れる予定で、徐々に各球団の姿勢が見えてきそうだ。



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